高橋と城崎 3 ページ6
ヴォオオオオ。
｢ん、、｣
ドライヤー...。
高橋｢あ、起こしてもた？｣
｢んーーー。｣
高橋｢ごめんごめん、もう終わったで。ほら、乾いた。ん、ちょっとそっち寄って｣
よいしょ。
おじさんみたいな声を出しながら、
わたしの頭の下に腕を通し、
いわゆる、腕まくらの体勢に。
｢恭平〜...、｣
高橋｢なにー。｣
｢なんか今日めっちゃ恭平に会いたかってん｣
高橋｢......ほぼ毎日会ってるやん｣
｢今日は会ってなかった｣
高橋｢ふはっ、せやな。可愛いほんま。もっとぎゅってして｣
｢ぎゅーーーーー｣
高橋｢あ、やっぱくるしい｣
｢なんなん。｣
高橋｢はは！こんなイチャイチャしてるんバレたらみんなに怒られそー｣
｢みんなの前でもいつもしてるやん｣
高橋｢まあ、ハグぐらいは全員とするしな、A｣
｢愛情表現やからね、｣
そう言うと急に視界が恭平いっぱいになった。
ちゅ、ぺろ。下唇を舐め上げてから離れる恭平のくちびる。
高橋｢ちゅうは俺だけ？｣
｢...、、｣
高橋｢俺だけちゃうん｣
｢え っちなちゅうしてくんのは恭平だけ｣
高橋｢さっきみたいなやつ？｣
｢ん、、あんなちゅうは初めて｣
高橋｢じゃあこれからも俺以外にはさせんといて、え っちなちゅう。｣
｢...、ん。｣
高橋｢よしよし。じゃあおやすみA｣
ちゅ。
ちゅうう。
ぺろり。
また、そのちゅう...。
あかん、恥ずかしくて恭兵の顔見れん。
｢っ、おやすみ｣
頭を撫でてくれる感覚を最後に意識を手放した。
高橋｢あー......。(やば、寝れん)｣
続く
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作者名：ゆずぽんず | 作成日時：2019年6月29日 19時
