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高橋と城崎 2 ページ5
恭平には合鍵を渡してるから、
ささっと鍵を開けて、
おんぶしたまま家まで入れてくれた。
高橋｢ん、おろすでー？｣
｢あいー。｣
ソファの上で降ろされ、
冷蔵庫から水を持ってきてくれる恭平。
くそぅ、...年下に介護されてるわたし。
しかもあの恭平に。
高橋｢飲める？無理？寝る？｣
｢のまして｣
高橋｢ん、くちあけて｣
ペットボトルの飲み口をわたしの口に近づけて、器用に飲ませた。
｢っ、あ、こぼれちゃった...。｣
高橋｢あーあ、もう服着替えたら？｣
｢ん、着替え取ってくれる？｣
高橋｢はいはーい｣
クローゼットの中から、
わたしのもこもこの部屋着を取り、
ぽいっとわたしの方へ投げる。
高橋｢もう俺今日泊まってくから、風呂入ってくる。俺の部屋着いつものとこある？｣
｢ん、ある｣
高橋｢じゃ、しんどなったら呼んでな｣
｢わかった｣
まるで自分の家みたいにお風呂へ向かう恭平。...さて、今のうちに着替えるかぁ。
...、思ったよりこぼしちゃってる。
酔うとお口が緩くなるんか。
あー、もこもこ部屋着気持ちいい。
ジェラピケ最高や...。
｢ん、ベッド...。｣
先に寝室行ってるね、恭平。
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作者名：ゆずぽんず | 作成日時：2019年6月29日 19時
