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カフェラテ。 ページ14

ということで、風磨が昼に私の家に来てくれることを条件に(?)私はいつも通り出勤した。




集中しなきゃ、と思えば思うほどタイプミスを繰り返したり、まだ終わっていない書類をチーフに提出して注意を受けたり。




我ながら笑ってしまうほど動揺しているのだから、周りが気づかないはずがなかった。




中島「明花さん?確認ですけど本当に体調が悪い訳じゃ無いんですよね?」




「本当に違うの。ごめん、ちゃんと集中しなきゃいけないのに。」




中島「謝らなくていいです、明花さんだって人なんだから失敗する日くらいあるでしょ?


俺は明花さんの100倍くらい失敗していつも明花さんに助けてもらっているんですから今日くらいいいんです!」




中島くんは私の机にカフェラテを置いて、くしゃっと笑った。




中島「明花さん、いつもカフェラテでしたよね?休憩も大事ですよ。ね?」




眩しいほどのアイドルスマイルに、小首を傾げる仕草。



とても成人男性だとは思えない。どこで覚えたの、そんなこと。




「...そうね。ありがとう、中島くん。」




ちょいちょい敬語が抜けているのは許してあげる。




いくらマツシマくんのことが心配でも仕事が出来ないのはだめじゃない、私。しっかりして。




一口カフェラテを飲むと切り替えが出来たようで、心配そうに見ていたチーフや中島くんの視線も少しずつ減っていった。





お昼休憩まであと少し。


休憩になったらマツシマくんの生存確認が出来る。



朝は大丈夫そうだったけど、また一人で苦しくなっていないかな。風磨は昼過ぎに行くって言っていたけど昼過ぎっていつだろう。




チーフ「明花ちゃん、手止まってる!」



「すみません!!」




いけない。集中しよう。





Prrr Prrrr


中島「はい。...え?いやでも、私情は困ります。必ず伝えますのでご用件は何でしょうか?」




お昼休憩まであと30分を切った時、オフィスの電話が鳴った。




私情?



伝えるってことは中島くんではない誰かへということで。



誰だろう、お昼休憩まであと少しなのに待てなかったのかしら。

"メグちゃん"。→←お互いに。



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みる - はじめまして。コメント失礼します!!このお話とはまだ出会って3日ですがすっごい好きです!!忙しいと思いますが更新楽しみにまっています!! (2020年5月22日 15時) (レス) id: 0659994221 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - 松嶋奈々子の山なしだと、松鳥になっちゃうなあ笑笑って思いながら読みました笑 これからも更新頑張ってください!! (2019年12月23日 21時) (レス) id: eb05d149fd (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - かみるさん» 更新が遅くなって申し訳ありません。ありがとうございます。引き続きお楽しみ頂けたら嬉しいです。 (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8ef3ed792b (このIDを非表示/違反報告)
かみる - 初めまして!この作品大好きです!!!更新楽にしています! (2019年3月11日 20時) (レス) id: bc0982e177 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - このはさん» ありがとうございます!毎日とは行きませんが頑張ります。これからもどうぞお楽しみください。 (2019年2月18日 21時) (レス) id: 8ef3ed792b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のあ | 作成日時:2019年2月12日 19時

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