【歌い手】学校の先生と…？

1話 ページ2

それは突然の出来事だった…






そ｢おはよー…ほらー席付けっつーの｣





女子生徒｢きゃぁあ///な、なんでそらる先生がホームルーム来てるんですか〜♡｣





ほんとだよ！！！なんでいるの！？



私が唯一好きな先生…担任様じゃないの！？




もう…朝からうるさいし…最悪だ…




そらる先生は数学の先生。






…私の苦手科目も…数学…




はぁ…ありえない。






私は静かに勉強したくても周りの女子はうるさいし授業止まるし






それを注意しない先生も…きらいだ…






そ｢お前らの担任は今日たまたま出張中だから俺がきたんだよ。いいか？具合悪くなったりしたら俺に言えよ｣




女子生徒1｢冷たくも優しいとこがいいよねぇー！｣

女子生徒2｢ほんとほんと！！数学そらる先生でほんと幸せっ｣





…幸せ…？？？




超不幸せなんですけど！！！




大体？新学期の時は私に嫌いな数学の係押し付けてきたくせに…



予定と違ってそらる先生に変更された時に




女子生徒1｢いいなぁー…あの子羨ましいっ｣




押し付けたくせにそれはないでしょ！？


それは！！！





そらる先生のホームルームの話も聞かずに



近くの木で遊んでる小鳥を見てた




可愛い…癒やされる…



そ｢…A？話し聞いてんの？｣


貴｢…。(可愛いなぁ…小鳥さん…)｣



私はそらる先生が私に話しかけてるなんて思いもよらなくて…


ただ見ることに集中してて







そ｢…A!!｣


貴｢へっ！？は、はいっ！｣



名前呼ばれてやっと気づいた時にはもう





時すでに遅し…というやつで…





すっごく怒った顔したそらる先生が…




私の方に来て





そ｢お前は…人の話ぐらい聞け(ぺちっ｣





デコピンされた…




女子生徒2｢羨ましい…デコピン…!!!｣




ここの生徒おかしいんじゃないの！？




って言うか…先生も…だけど…




普通…生徒全員を名前呼びします？下の名前で…




もう慣れたけど…




そ｢…じゃあ今日のホームルーム終わり。あ、Aは放課後俺のところ来るように。｣



貴｢えっ！？｣



そ｢逃げたら仕事増やすから｣




どうやら逃げ道は…無いらしい…



そ｢返事は？｣




貴｢は、はい…｣

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