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青い空、白い雲。蝉の鳴き声は数日前と比べ大きくなっていた。

いよいよ夏も本番だ。野薔薇、伏黒くんの後ろを歩きながら私は空を見上げた。

「いい天気だね。」

「五条、先生。」

ふらっとどこからともなく現れた五条先生は私を見下ろして、にっかりと笑った。

「やあ。少しいいかな。」

五条先生直々のご指名だ。私にだけ声をかけるなんて初めてだな、と不審に思いながらも私は頷いた。

「おーい、二人とも!」

先生は私の返事を見るや否や、前方を歩いていた野薔薇と伏黒くんに声をかけた。先生の呼びかけに、二人が振り返る。

「この子、ちょっと借りてくよ。」

五条先生はそう言いながら、私を指差した。

「えー。」

野薔薇は思わずといったようにそうこぼした。一方で伏黒君はすぐにうなずき、了承した。

野薔薇は少し嫌そうだけれど、私たちは今、先輩達に頼まれて自販機で飲み物を買いに行かされれているところだったから、たいした用事があるわけでもない。

私が抜けても問題ないだろう。私は野薔薇と伏黒くんに向けて片手を上げた。

「ご、めん。いつものやつ、お願いしまー、す。」

「はいはい。炭酸ね。」

野薔薇はひらひらと片手を振った。私はそんな彼女に手を振り返し、二人を見送った。

「……それじゃ、行こっか。」

そういって、先生は二人がいった方向とは逆の方向に歩き出した。私はその先生の後ろを追った。

「特訓はどう?身になってる?」

先生は前を向いたまま、そう聞いた。

「は、い。」

「狗巻先輩、に、いろいろしてもらって、ます。」

「例えば?」

「……普通に、戦ったり、あとは、体力づくりのため、に、走ったり、してます。」

「へぇ。まあ、棘は体術も得意だからね。」

五条先生の言う通り、狗巻先輩は強い。呪術だけじゃなく、身体的な能力も高く、私も戦っていてすごく苦戦する。早さでは多分、私の方が早いけれど、単純な腕力と体力は先輩の方が上だ。

「呪力のトレーニングはしてないの?」

私は五条先生の方をチラリと見上げた。先生がどう言う意図でこの質問をしているのか。今、どう言う気持ちなのか。目隠しのせいで、私にはわからなかった。

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柑橘(プロフ) - 尊都さん» ご指摘ありがとうございます!変更させていただきました。またなにかお気づきの点があればコメントください。 (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - 稔米さん» ありがとうございます!五条先生とはギスギスして欲しいのでこのまま緩くやっていきたいです。 (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - わかたくさん» ありがとうございます。更新頑張ります! (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 五条先生ってみんな下の名前じゃありませんでした? (11月26日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
稔米 - 好き過ぎます!なんかこれから色んな事実が発覚してくのかなーと楽しみにしておりマス!私は五条さんとの絡みが好きです!なんか甘々じゃない感じの…w (11月25日 22時) (レス) id: 861890d0d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柑橘 | 作成日時:2020年11月24日 1時

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