3年Z組が苦手です【沖田総悟】

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次の日、勇気を出して堺さんも誘ってみたら「私も行く」との事。

はやく沖田とくっついてしまえばいいんだ

そうすれば毎日後ろから突き刺さる視線からも開放されるだろう！

沖田には申し訳ないけどくっついてね！






銀「あいもうすぐ夏休みだけどもー、夏休み明けたらテストあるからなー」



またテストかよ…。点数あげないと



銀「んで、秋になったらアレがあるからな、“文化祭”。てわけで今日文化祭実行委員、放課後委員会あるからなー。

夏休み明けたらほぼ毎日あるからなー。」





「可哀想に、文化祭実行委員…








…………いや、私だよ」




沖「それ前に聞いた」



「ねぇ、ほとんど毎日だって、最悪じゃない？」



沖「別にお前とだから嫌じゃねェ」



「え？」



沖「聞こえなかったのか？…お前と一緒だから嫌じゃ…



「うああああ聞こえました！！はい！！」




…た、たまに変な発言するよね、この人。



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「沖田ー、起きてー」


アイマスクして堂々と寝てる隣のやつを起こす

もう放課後、委員会の時間なのだ


…にしても全然起きない


目が見えてないのをいいことに顔を近づけ、ちょっとからかってみる事にした



「沖田くん、




起きないとチューするぞ☆うおおおおぉ！？」



すごい気持ち悪いセリフを言い終わった瞬間、アイマスクをとり、ガタンッと立ち上がってめちゃくちゃ急接近してきた


鼻と鼻がくっつきそうな距離だ



「ちょ…何……」



沖「あれ、チューしてくれないんですかィ」



「……もう起きてるじゃんか」




びっくりした…

動かないと思ってたものが急に動くとこんなにもびっくりするのか




沖「…んじゃ、行きやすか。教室1-Aでしたっけ？」



「ううん、2-Bだよ。全然違うよ。行こ」



沖「2-Bって確かお前が元いたクラスだっけか」



「そうだけど……なんで知ってるの！？」



沖「…別に」

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