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「......あいつ、彼女なんかじゃねぇから。変な勘違いすんなよザコ」
ツンデレで可愛い........けど雑魚の二文字はいらないんだよなぁ
ラノベのツンデレヒロインでもここまでの暴言吐かないと思う
『大丈夫です。五条さんが女性に好かれるのは知ってますから』
「あっそ、じゃあいいけど」
『五条さん、硝子達来るまで店でも回りませんか?』
「は?お前なんかが俺誘えるとでも思ってんの?」
『.........嫌でしたらごめんなさい』
「チッ、はぁ〜.........行ってやるし。感謝しろよ」
『ありがとうございます』
これも愛情表現なのかなぁ.......傍から見たらただの嫌悪だけど
まぁ硝子来るまで時間潰ししとけばいいしな
「で、どこ行くの」
『えーっと.....服屋ですかね?そことか色んな服あってオススメですよ』
「あっそ。勝手に入れば?」
よーし服屋入るの成功。
あとはここで適当に時間潰そ、あの状況下で1時間待つの嫌だし入って良かった〜!
「.........つまんね」
『良かったら私が服とか選びましょうか?』
「お前の感性とか信用できねぇけど、やりたいんならやれば?」
『じゃあこれとか........』
「さみぃ、このズボンちっちゃすぎだろ」
そう言いながら試着室から出てくる五条さん。
足元を見るに明らかズボンの裾が足りていない
XLサイズで袖丈足りないとかある?足長すぎだろ
私が着たらダボダボになる大きさなんだけど
「なんか他にねぇワケ?」
『じゃあこれですかね.....?』
___
_
........選び終わった............
最後の奴は気に入ってくれて良かったー......
あんなに服選ぶ(選ばせる)の好きだったんだな五条さん
1時間ぐらい付き合わされたし
「おい今何時?」
『え?11時前.....あ』
「はー........時間管理も出来ねえワケ?」
『........ごめんなさい......』
確かここから待ち合わせ場所って結構遠いよね
全速力で走ったら行けないこともない?いやここ人混みだし絶対間に合わないよね
「悟?」
「あ?傑?んでここ居んだよ」
「それはこっちのセリフだよ。横に居るのは誰だい?」
「見てわかんねーの?」
「状況が分からないから聞いているんだよ」
うわぁ.....喧嘩始まっちゃった.........頼むから他所でやってよ.........
イケメンDKのに挟まれる平凡なJKの気持ちを考えろ、めっちゃ気まずいんだぞ
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作者名:ゆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mutsuki159/
作成日時:2023年9月21日 21時