4. ページ4
今日は1.2組合同の体育
『見当たらない』
「どしたの?Aー」
『なんでもないよ!』
松野くんは1組なのにどうしていないのかな...
「松野が風邪で休みのせいで俺ら最弱のチームじゃねーかよ!」
「松野が1番足速いからな〜」
『かぜ.....なんだ』
キーンコンカーンコン
ガラッ__
「あ、吊戯ちゃんどうしたの?」
『松野くん...今日風邪で休んでるって聞いて。もうすぐテストだし私家近いからプリント届けてあげようかなって...ってクラス違うのに迷惑だよね...』
「え!そんなことないよ!むしろ助かる!!お願いしてもいい?」
『うん!まかせて!』
「あれ?...でも吊戯ちゃんって確か松野くんと家逆方向じゃ.....てもう居ない...ま、いっかー」
ピンポーン
千冬マ「はーい、あら?千冬の学校の子?」
『あ、はい!今日松野くんお休みだったんでテストも近いしプリント届けに来ました』
千冬マ「ありがとう!えー千冬のクラスの子?あがってあがって!」
『あ、えっと...お邪魔します』
千冬マ「ごめんね今千冬寝ちゃてるみたい!後でお茶持っていくから適当にくつろいでって!」
そう言われて松野くんの部屋に放り込まれた
「ごゆっくりー」なんて少し嬉しそうな声が小さく聞こえた
千冬「んっ....」
視線を下げると寝返りをうつ松野くん
『君のお母さん嬉しそうだね....女の子は初めて来たの?』
千冬「場地しゃ..ん」
『夢でも場地圭介....可愛いね松野くんは...』
暑いのか布団は足元まで投げ出して
Tシャツはおへそが少し見えていた
髪は何度も寝返りを打ったのか乱れていた
『肌...白いな』
ツッーー
松野くんのお腹をなぞった
千冬「んんっっ....」
『起きないのねフフッ....髪も綺麗.....千冬くん...起きないと襲っちゃうよ』
柔らかい唇に私の人差し指を当てる
『なーんてね』
千冬マ「あれ?もう帰っちゃうの?」
『はい、プリント持ってきただけなので。お邪魔しました』
『〜♪♪』
千冬「だから!なんで起こしてくれなかったんだよ!」
千冬マ「1回叩いて起こしたけど起きなかったんでしょーそれより千冬〜今日来てた子彼女??ニヤニヤ」
千冬「か!彼女なんか居ねぇよ!てか誰が来たんだよ!」
千冬マ「あれ...そういえば名前聞いてなかった」
『♪♪〜』
『千冬くん...お母さんと仲いんだねー』
手には大量の少女漫画(矢沢あい先生)を買い占め
こっそりベットに裏に仕込んだ盗聴器越しに千冬くんの会話を聞いていた
これでいつも一緒
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずあん(プロフ) - 思いついたので少しこちらの作品を進めます。短めの作品になると思います...多分。もう1つの作品もゆっくり書きますので良ければお気に入りお願いします。 (2021年12月8日 0時) (レス) id: 3f5fcfa763 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆずあん | 作成日時:2021年12月7日 23時