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八尋side
八尋「わぁ....扉がたくさん」
ここは境界?
でも水はないし.....
源光「おい花子!ここはなんだ?」
花子「ここはね彼岸でも此岸でも境界でもない場所....どこでもない場所だよ」
八尋「どこでもない場所?」
花子「そう、どこでもなくて どこにでもあって どこにでも行ける....そんな所だよ」
源光「それでオレたちは何をしたらいんだ?」
花子「このたくさんの扉の中からAが"あわいの魔女"になる前の過去の扉を見つけないといけないんだ」
過去の扉.....
源光「なるほどな!とりあえず扉を開けていけばいんだな!」
そう言って光くんは目の前の扉を開けた
花子「ちょっとまって、少年!」
源光「うぉ!!」
ドォォォ
扉を開けたら大量のもっけちゃんが流れ出てきた!
八尋「光くん大丈夫!?」
源光「な、なんだこれ!?」
花子「最後まで話を聞いてよ少年!むやみやたらに開けると今みたいになるから開ける時は慎重に!そして"見覚えのある扉"を開けるんだよ」
源光「大事なことは先に言えよ!」
花子くんと光くんが言い合ってる.....2人とも早く探さないとなのに...まったく
でも....よかった
花子くん少しは元気出たかな?ここ最近心ここに在らずって感じだったし....Aちゃんが息してないと言い出した時には消えてしまいそうなぐらい悲しそうな顔してたから
〜〜〜...♪*゚
ん?この音....
八尋「花子くん、光くん。しー」
花子「ヤシロ?」
源光「先輩?」
〜〜♪̊̈
微かだけど聞こえる
八尋「音が聞こえるの...この音楽...聞いたことがあるの」
どこからだろう.....
音を頼りに私は歩いた
•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
あった
源光「あ!この音楽!学校の校歌っすよ!しかも吹奏楽の!」
過去かどうかは分からないけど吹奏楽が校歌を吹く時期ってだいたい卒業式..入学式あたりのはず....もしかしたら
私は目の前の扉を思いっきりあけた
「ギャーーーーーーーーース」
パタン.....違った
八尋「違った....絶対にあってると思ったのに...」
源光「先輩!後に扉が!」
えっ?
これって
花子「この扉.....トイレの扉だ」
旧校舎の、花子くんがいつもいるトイレの扉
花子くんは扉に手をかけた
お願い!これであってますようにーーーーーー
始まりの.....もの.....が......た..→←突然の作者より
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ゆずあん(プロフ) - カルリさん» わぁ!コメントありがとうございます!ここまで読んでくださり感謝感激です! (2020年4月26日 23時) (レス) id: 3f5fcfa763 (このIDを非表示/違反報告)
カルリ(プロフ) - 最後まで、読ませて頂きました!とても良かったです!お疲れ様でした!未来ENDが心にとても残りました!感動するお話だなぁと、思いました! (2020年4月24日 23時) (レス) id: 8ba5b3d510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずあん | 作成日時:2020年4月9日 22時