あわいの魔女Lv3

＊ ページ14

ｺﾂｺﾂｺﾂ

はぁ.....最悪

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「ねぇ......じゃんけんで負けた人が今日試してみない？」

「じゃーんけーんぽんっ！」

「もーこう言う時に限って怖がりのAが当たるんだからー笑........A！ファイト！」
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今日に限って生徒会おやすみだし....まぁ、生徒会の仕事した後よりかはマシか....まだ明るいしどこも部活動してるから騒がしいし......

ﾋﾟﾀｯ

ここ.....よね

大丈夫大丈夫！すぐ終わらせて帰ろう！

ｷﾞｨｰ

3番目のトイレ.....

呼び出し方は確か

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ノックを3回

それから....

A『花子さん花子さんいらっしゃいますか』

ｷﾞｨ

ﾋﾞｸｯ!!
ドアが勝手に！？

.............あれ？なにも.....ない？

A『.......き、気のせいよね？もう帰ってもいいかな.....』

ﾎﾟﾝｯ

えっ？

「こっちだよ」

A『ひっ......いやぁ×+＊€°☆=÷×○〆°』


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花子くんside

今日も俺はヤシロと少年を待ってる
今日は何しようかな〜
あれから1ヶ月。少しずつだけど笑えるようになってきた....

ｺﾂｺﾂｺﾂ

旧校舎を歩く足音....この足音はヤシロでも少年でもない......もしかしたら噂を試しに来た生徒かな？

まぁ...呼べる人なんて少ないけど仕事しますか

ｷﾞｨｰ

ｺﾝｺﾝｺﾝ

『花子さん花子さんいらっしゃいますか』

えっ？この声......忘れもしない....Aの声だ

どうしてここに？
早まる気持ちを俺は押えた

A『.......き、気のせいよね？もう帰ってもいいかな.....』

ﾎﾟﾝｯ

「こっちだよ」

聞きたいことが沢山ある
どうしてここに来たの？
ヤシロとは仲良くやれてる？
俺のこと....思い出してくれたの？

A『ひっ......いやぁ×+＊€°☆=÷×○〆°』

........ねえ.....A.....怖がらないで

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