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『最弱』の第20話 ページ22

『ここは…』


目が覚めると、僕はベッドに寝ていた

確か、森さんに出会って…



??「よう、修治。久しぶりだなぁ?」



『……中也…さん?』



中也「あぁ、そうだ。中原中也だ」



『どうしてここに…?』



中也「首領がお前が逃げないか見張っとけって言ってたからな」



『ここはポートマフィア…?』



中也「そうだ。」



『!!探偵社に帰らなきゃ!』


ベッドから降りようとすると、ジャラと音がした

嫌な予感しかしない


掛け布団をバサッと床に落とす


矢張り、手と足に手鎖が着いていた



『手鎖なんて、悪趣味ですね』



中也「お前に逃げられると困るからな」



森「津島君、起きたんだね」



『起きました。手鎖、外して下さい』



森「それは無理かな」



『チッ…何をするつもりですか?拷問?』



森「拷問なんてしないよ」



『じゃあ殺すんですか?』



森「殺しもしない」



『じゃあなんで手鎖なんて着けるんですか、そういう事にまで目覚めたんですか?』



森「目覚めてないよ!?」



中也「お前にはポートマフィアに入ってもらう」



『…は?嫌ですよ』



中也「拒否権があると思うか?」



『そりゃ人権あるんですし、拒否権ありますよ?』



中也「あぁぁ!そういう事じゃねぇ!!」



え、違うの?←



『ま、僕はポートマフィアには入らない』



森「どうやって帰る気だい?

今の君は手鎖をされ、自由がない。
しかも幹部までいるし、この部屋を出られても出口を知らないだろう?




そして、異能力も使えない」



なんで、僕の異能力が使えない事を知ってるの…?

僕の異能力は強力だ

だけど、欠点がある


ひばりが半径500米以内にいる時にしか異能力を使えない


という欠点


ひばりには異能生命体だが意思があり、自由に動ける

だからひばりは僕が遠くに居ても自分の意思で動いたり、攻撃したりできる

まぁ異能力を使っていない状態ならひばりを呼び出せるが、今は乱歩さんと一緒にいるはず

滅多にひばりと離れないから、誰も知らないと思ってたのに



『なんで、それを知ってるんですか?』



森「私はポートマフィアの首領だ。それぐらい調べられるさ」



完全にポートマフィアを舐めていた

ポートマフィアから抜けるのが簡単だったから、油断していた

簡単に抜けられたのは、坂口さんがいたからなのに



森「…ポートマフィアに入りなさい」



『………分かり…ました…』



もう、人を殺めたくないのに

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アカヤ(プロフ) - 今までの文スト小説でトップレベルに面白かったです…!! 続きが読みたいです! (2020年11月12日 20時) (レス) id: c94cddf62e (このIDを非表示/違反報告)
わんわん(プロフ) - 更新頑張ってくださいね!応援してます。面白かったです (2020年5月14日 15時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
夜響(プロフ) - 愉菜さん» おうよー! (2019年4月6日 19時) (レス) id: ae73f08a21 (このIDを非表示/違反報告)
愉菜(プロフ) - 夜響さん» ありがと!頑張って更新するわ (2019年4月6日 18時) (レス) id: e5e72bcc7b (このIDを非表示/違反報告)
夜響(プロフ) - 流石ですね。続き楽しみにしとるよ〜^_^b (2019年4月6日 18時) (レス) id: ae73f08a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愉菜 | 作成日時:2019年4月6日 18時

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