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『最弱』の第18話 ページ20

与謝野「津島!敦は!?」



『敦くんなら泉鏡花を守って川に!』



与謝野「津島、行くよ!」



『はい!』



敦くん達のとこに行くと、何とか陸に上がったらしい
僕が敦くんをかかえ、与謝野さんが泉鏡花をかかえて探偵社に帰った

敦くんと国木田さんと泉鏡花は橘堂の湯豆腐を食べに行った

僕は報告書を書いている



乱歩「修治〜、お菓子買いに行こ!」



丁度、報告書を書き終わった時、乱歩さんが話しかけてくれた
乱歩さん、本当にお菓子好きだなぁ



『いいですよ』



駄菓子屋に着くと、お菓子をどんどん籠に入れていく乱歩さん

そんな乱歩さんを駄菓子屋のおばあさんは自分の息子か孫を見るような温かい目で見ている



何て温かい、優しい人達なんだろう


僕には眩しすぎる



乱歩「ねぇ、修治」


駄菓子屋でお菓子を買い終わった



『何ですか?』



乱歩「君はどうして異能力を使わないの?」



なんで、僕が異能力を持っている事を知ってるの?


乱歩さんには言ってないし、兄さんも知らないはず


じゃあなんで?


僕が異能力者って知ってるのは、ポートマフィアの人間だけ


じゃあ乱歩さんは…



乱歩「あ、僕はマフィアじゃないからね」



僕の思考が先読みされる



『なんで、僕が異能力者だって事を知っているんですか?』



乱歩「それは僕が名探偵だからさ!!」



腰に手を当て、自信たっぷりに答える乱歩さん



え?名探偵?



乱歩「で、君の異能力を見せてよ」



『えぇぇぇ、ここでですか!?』



乱歩「うん」



『え、でも…』



異能力使うの、久しぶりだな



『ひばり、出てきて』



僕の周りに文字の羅列が飛ぶ


僕の隣に、ひばりが出てきた



ひばり「おい、修治!!あれ以来全く異能使って無いから心配しただろ! 」



ひばりに肩を掴まれ、前後に揺すられる

因みにあれ以来って、ポートマフィアの首領に喧嘩売った時の事をだよ



『あ、ごめ、分かったから、やめて、う、吐く…』



ひばり「あぁ、ごめんごめん」



まてまて、絶対反省してないパターン

こんな事、前もあったよね!?



ひばり「で、此奴は…」



乱歩「江戸川乱歩!世界一の名探偵だよ!」



ひばり「お、おぉ…ボクはひばり。 異能生命体だよ」



ん?なんかひばりと乱歩さんが仲良くなってる…

あ、国木田さんからメールきてる
早く帰ってこい…か



『ひばり、乱歩さん、先に帰りますね』



この時、1人で帰らなければ良かったのかな

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アカヤ(プロフ) - 今までの文スト小説でトップレベルに面白かったです…!! 続きが読みたいです! (2020年11月12日 20時) (レス) id: c94cddf62e (このIDを非表示/違反報告)
わんわん(プロフ) - 更新頑張ってくださいね!応援してます。面白かったです (2020年5月14日 15時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
夜響(プロフ) - 愉菜さん» おうよー! (2019年4月6日 19時) (レス) id: ae73f08a21 (このIDを非表示/違反報告)
愉菜(プロフ) - 夜響さん» ありがと!頑張って更新するわ (2019年4月6日 18時) (レス) id: e5e72bcc7b (このIDを非表示/違反報告)
夜響(プロフ) - 流石ですね。続き楽しみにしとるよ〜^_^b (2019年4月6日 18時) (レス) id: ae73f08a21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愉菜 | 作成日時:2019年4月6日 18時

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