ただ、昔みたいに...【文スト】【男主】

『最弱』の第１５話 ページ17

爆弾魔は覆面を被っていた

なんかダサいな

敦君が国木田さんに言われて爆弾魔に向かっていく



爆弾魔｢く、来るな！爆発させるぞ！｣



敦｢ひ、ひぃ！く、国木田さん、乱歩さんに任せましょうよぉ…｣



国木田｢乱歩さんは駄菓子屋にいる！｣



駄菓子屋って…



『敦くーん、ファイトー』


敦｢津島さん、棒読みで応援されても嬉しくありません！！｣



爆弾魔｢みんな死 ねばいいんだよ！｣



そう言ってスイッチを握りしめる爆弾魔



敦｢む、無理です！！｣



敦君が戻ってくる



国木田｢うーむ…よし、津島、お前が行け｣



『はーい、分かりました』



笑みを浮かべながら歩いていく



『はぁい、爆弾魔さん。 なんでこんな事してるの？』



爆弾魔｢五月蝿い！お前には関係ないだろ！｣



『えぇ…爆弾魔さんの方が五月蝿くない？』



爆弾魔｢黙れ！お前誰だよ！｣



『あ、僕は津島修治です』



爆弾魔｢自己紹介しろって言ってんじゃねぇ！｣



この爆弾魔、ツッコミの才能ありすぎでしょ…



『と言うか…谷崎さん、なんで変声機まで使って爆弾魔してるんですか？』



国木田｢！？な、何を言ってるんだ？｣



『入社試験、大掛かりすぎません？爆弾とか火薬入ってませんけど、本物じゃないですか』



乱歩｢津島にこの手は通じないって言ったじゃん｣



乱歩さんが駄菓子を食べながら歩いてくる



敦｢え、え？｣



敦君、困惑状態ですね

嘘が顔に出る感じの子なんだなぁ


入社試験って聞かされてなかったみたいだ



『これは入社試験…ですよね？』



福沢｢…流石だな｣



社長が登場

わぁ、何処ぞのロリコンと違って威厳っぽいものがあるな



福沢｢合格だ。 よく気付いたな｣



社長が少し微笑んだ…気がする



『えーっと、これからよろしくお願いします』


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『そう言えば兄さんは？』



敦｢太宰さんは行方不明です｣



大量の荷物をなんとか持っている敦君


朝から兄さんがいなかったと思っていたけど、真逆行方不明とは…

兄さんのゴキブリ並の生命力なら大丈夫だろうけど



『ふーん…そっか』


敦君の荷物を少し持ってあげる


今、僕達は与謝野さんの荷物持ちをしているのだ



敦｢うわわわっ！｣



敦君がバランスを崩して檸檬を落としてしまった

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