ただ、昔みたいに...【文スト】【男主】

『最弱』の第１４話 ページ16

『坂口さん！！』



坂口｢あぁ、津島君、お疲れ様です｣



『酷いですよ、坂口さん。態と兄さんに会わせましたよね！？』



坂口｢何のことでしょうか。 あぁ、種田長官がお呼びですよ｣




『……種田長官が呼んでる！？それ先に言って下さいよ！！』



大切な事は先に行って欲しいなぁ…



走って長官の所に行く



途中で坂口さんが

｢仕事場では走ってはいけません！｣

なんて言ってたなんて知らない



種田長官の話によると、僕は探偵社に仮入社(？)して欲しいとの事



『因みに、何時からですか？』



種田｢明日から頼むで｣



『………は？』



思わず種田長官に中指を立てそうになった



踏みとどまった僕偉いぞ！



『いやいやいや、長官、僕が兄さんと仲悪いの知ってますよね？


なんの罰ゲームですか、これ』



種田｢ほんまは仲良ぉしたいんやろ？｣



図星をつかれ、黙り込んでしまう



『そうですけど…』



なんで手紙にあんな事かいちゃったんだろ…



けど兄さんにあったらイライラするのは事実だしなぁ…



そんな感じで次の日になった






『お、おはようございます…？』



探偵社の扉を開ける



福沢｢貴殿が津島修治か？｣



福沢諭吉さんが出迎えてくれる



『はい、僕が津島です。』



国木田｢社長！！｣



焦った様子で探偵社に入ってくる国木田さん



福沢｢どうしたんだ？｣



国木田｢爆弾魔が社長を出せと人質をとって立てこもってます！！｣



おー、流石武装探偵社



物騒だねぇ



『人質ってここの人ですか？』



国木田｢あぁ、事務員だ｣



『あらまぁ…じゃ、頑張って下さいね』



国木田｢はぁ！？お前も行くんだぞ！｣



え、なんで僕まで…



僕暴力嫌いなんだよ？



平和主義者なんだよ！？




福沢｢津島、行ってきてくれ｣




『えぇ…んー…社長の命令ならしょうがないかぁ…』



流石に自分より偉い人には盾つかないからね



ポートマフィアのロリコンに喧嘩売ってた？



なんの事かな←




『人質って何人ですか？』



国木田｢1人、縄で拘束されている｣



『爆弾魔は？』



国木田｢1人だ｣



走りながら状況を聞く



んー、これぐらいなら僕でも解決出来そうだな〜



国木田｢ここだ｣



敦｢くくくくくくく国木田さん！｣



めっちゃ噛みまくってるね、敦君


可愛い←




『あれが爆弾魔…ねぇ』



久しぶりに体を動かすからか、少しワクワクする


舌なめずりをして相手に向き合った

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