ただ、昔みたいに...【文スト】【男主】 (ページ13)

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『最弱』の第１１話ページ13

～それから4年後～

『さ、坂口さん！この資料って…』

坂口｢あぁ、そこに置いといて下さい｣

｢津島さーん！こっち手伝ってください！！｣

『はい、分かりました！！今行きます』

あれから4年、僕は異能特務課に所属している

毎日書類、書類、書類、書類…

書類に追われる日々だ

因みに僕は三徹目、坂口さんは5徹目である

もう眠いを通り越して、おめめパッチリですよ

まぁこの仕事が結構楽しかったりもするけど

坂口｢津島君、来て下さい｣

坂口さんに呼ばれる

あれ、書類ミスしてたのかな…

三徹目だとミスも出てくるかなぁ

と、呑気に考えている

『どうしたんですか？』

坂口｢今、手、空いてますよね。武装探偵社にこれ持って行ってください｣

今、疑問符ついてた！？

ついてなかった気がするなぁ

坂口さんも疲れてるのかなぁ

『拒否権は？』

坂口｢ありません。暇なのが貴方ぐらいなので｣

『え、まって、僕一応三徹目ですよ？す、睡眠時間がぁ…』

坂口｢僕は5徹目なので大丈夫です｣

『大丈夫な要素が全くない気がしますよ！？』

渋々茶封筒を受け取り、特務課を出る

『武装探偵社…あ、ここか』

扉を開けて、入る

『すみません、特務k((？？｢太宰ぃぃぃぃ！！｣え、太宰…？』

？？｢しばっくれるなこの唐変木！！早く仕事をしろ！！｣

『人違いですけど…？僕は津島です』

？？｢お前の嘘にはもう騙されん！！服まで着替えて、何してる！｣

『え、え…』

大量の書類が置いてある席に座らされる

え、まって、僕三徹目の人だよ？

また書類やるの！？

というかこの展開、昔体験した気がする！！

という事は武装探偵社には兄さんが居るんだな

……坂口さん、知ってて僕をここに行かせたんだな

まぁ兄さんのせいで周りに迷惑かけるのはおとうととしてあれだしな…

よし、やるか

黙々と書類をやって行く

まて、この書類は兄さんじゃなきゃ出来ないぞ

よし、置いとこう

後ろの方で金髪眼鏡の人と、萌え袖の人と蝶の髪飾りを着けている女性がコソコソと、

｢太宰が真面目に仕事をしてる…！？｣

｢あ、あの太宰さんが仕事なんて…｣

｢明日は槍が降るねぇ｣

と話している

兄さん、少しは仕事しよ…？

？？｢ただいま帰りました！｣

凄い前髪の少年と、包帯だらけの男性が入ってくる

…兄さんじゃないか

真逆、ポートマフィアを抜けてるなんてね…