ヌナは僕のもの (ページ6)

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今日は久しぶりに同じ音楽番組にでるのに

僕の心は沈んだまま

気分転換に自販機に行こうと立ち上がると

JH「あ、スングァナ、俺にも買ってきて」

「あーもう、ヒョンったら、仕方ないですね」

人使いが荒くて、ずるばっかするヒョンだけど

誰よりも僕を気にかけてくれるから、

ジョンハニヒョンは嫌いになれない。

「コーヒーと、ジョンハニヒョンはこれでいっか」

コーヒーと適当にミルクティーを押す

ガコン

ガコン

しゃがんで取り出して

さっさと戻ろうと立ち上がったときだった。

「『あっ、、、』」

「この間はどうもありがとうございました！」

焦ってこんなことしか言えなかった。

『いえ、全然大丈夫ですよ笑』

今しかない、どうにでもなれ

そんな思いでなんとか言葉を発した。

「あの、、、お話しませんか？」

一瞬驚いた顔をしたものの、

『いいですよ(*^^*)』

そういって優しく笑ってくれた。

自販機の横のベンチに座る

「あの、ヌナって呼んでもいいですか？」

『全然いいですよ、むしろ嬉しいです』

「あ、敬語じゃないくていいですよ、

僕の方が年下なので」

『そうだね、分かった！』

「ひとつお聞きしていいですか？」

初めて会ったあの日からずっと気になってたこと

「僕の名前ご存知だったんですか？」

『知ってるよ、友達がカラットでね

よくSEVENTEENの皆さんの話を聞くの。

だから、音楽もよく聞かせてもらってるよ！』

「ほんとですか？！

嬉しいです///」

気づけば緊張は解けていて

テヒョニヒョンの彼女さんだって分かっていたけど、

長い間お話してしまった。

今日初めてしっかりと話してみて

気づいたことがひとつ。

Aヌナは天然で鈍感だ。