暗殺少女の3時間目 ページ4
カルマside
帰り道、ちょっと寄り道して帰る。
小雨が降ってきた。
よかった傘持ってきて...
え?
人通りのない道、
だからこそ目立った。
電信柱の下、子猫が捨てられているように
人が捨てられていた。
うずくまり、雨に打たれてびしょ濡れ。
親とでも喧嘩したのかな?
そう思った。
でも近づいてはっきりした。
「Aさん...?」
見たことある制服
そして初々しく見えるその姿、綺麗な茶髪から滴が落ちている。
「......赤羽さん?」
「なんでこんなとこにいるの?」
「...」
何も答えず、
「ねぇ、」
軽く肩に手を置いたはずだった。
バシャッ
彼女の体が横倒れた。
一瞬何が起こったかわからなかった。
「はぁーー」
仕方がない。
本当に仕方なくて、お姫様抱っこする
「うわっ、軽っ。これが暗殺業の体ってこと?」
傘をさしながらお姫様抱っこって案外キツくね?
人目を気にしながら雨の中を走る、
最悪なことに雨は強さを増す。
「ヤッバ、濡れるっての」
ふと顔を見るひどく白い。死んでるみたい。
そして、冷たい
なんで一流暗殺者があっさりぶっ倒れてんの??
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作者名:mikan | 作成日時:2020年4月21日 23時