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その後も宮兄弟のガールズトークは止まらずあっという間に授業は終わってしまった
先生に廊下で叱られた
「あの先生本当めんどくさいんやけど」
「ねーっ」
友達が先生の愚痴を吐いていると
『Aちゃん!』
教室の入口で治くんが手を振って私を呼んでいた
「噂をすれば治くんやん」
「ひゅーひゅー」
「や、やめてよっ!!!恥ずかしい...」
友達が茶化してくるから顔が真っ赤になってしまった
周りの友達も何人か不思議そうに私の方を見ている
「ば、バレるから...!!」
「さっさとラブラブしてこいよ〜」
友達は懲りずにニヤニヤ私の方を見る
「もうっっ、やめてってば!」
そう言い残して私は教室の入口にいる治くんの元に向かった
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「もう友達に言ったん?」
治くんにクスクス笑われる
「だってニヤけてるゆーからバレちゃったんやもん...」
私が恥ずかしそうにそう言うと治くんは頭をポンポンしてきた
『可愛ええなぁ』
ぼわっと顔が熱くなった
「顔真っ赤やで?」
「真っ赤じゃないし...」
なんかこんなやり取り
流石モテモテ治くんは女の子の扱い方に慣れてる...
おそろしや
『あ、今日オフらしいねん、どっか遊びいかん?』
「行きたい...!」
「よっしゃ!じゃあ決まりな!」
付き合い始めて初っ端放課後デート
展開早いな
まぁ一週間しかないもんな
でも一週間後の返事はもう決まってるの
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みな - 今更すぎるかなと思いましたがコメント失礼します!本当に面白くて一気読みしてしましました!お話の作り方も素敵で尊敬します!有難うございました(*^^*) (2021年11月28日 9時) (レス) @page35 id: e3fbbedd51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オっ | 作成日時:2020年3月14日 21時