検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:517 hit

5 ページ6

だれ、これ、。

3問目。ここに来て本当にわかんない。

あと少しで分かりそうなのに、その先が出てこない。

なに、?この違和感は

こんな名前の有名人、いた?


『皆さん、一緒に考えてください。この人の名前分かりますか?』


周りに助けを求めてみたが…

「有名人疎いもんなぁ…」
「この人?あー、でもブロックの文字が違う」
「わかんないよ!」

と、頼りにならない。


閃かないまま、時間だけが過ぎてゆく…





「まずい!来てる!」


ビービー!!



石像がデンジャーゾーンに入ってきたその時、閃いた。



あれ、この名前、、、

よく見たら見覚えがある。

ブロックの文字を1文字ずつ見ていくと、ある答えにたどり着いた。


あれ、これ、私の名前…


自分のことだから無意識に除外していたが、そういえばそこそこ有名なアイドルやってて、今はまあまあフォロワーのいるインフルエンサーだからなぁ…そりゃ私も一応有名人か…


なんて呑気なことを考えながらブロックを並べ、回答をする。


ピンポンピンポン


扉が開く。


あれが石像停止ボタン!


一目散に駆けていってボタンを押す。


石像は動きをとめ、後退していき、爆発した。


『助かったって…こと?』


スマホから音が鳴る。


【げぇむくりあ。こんぐらちゅれいしょん】


と聞こえた。ちょっとバカにしてるように感じるのは私だけだろうか。


ビザが3日分が発行され、ふと下を見ると♢3のトランプが落ちていた。


一応回収しておこう。


私はそれをポケットに入れた。


「あの!」

と声をかけられる。私のファンと言ってくれた子だ。

「Aちゃんのおかげです!ありがとうございました!」

とお礼を言われた。


「いえいえ、もし生きてたら、また会おうね。」



と返し、私はゲーム会場を後にした

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にゃんかす | 作成日時:2024年2月23日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。