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向かった先にはやはり人が居た。


【1人1台】と置いてあったスマートフォンを手に取ると顔が認証された。

もしかしたらかなりやばい所へ来てしまったのだろう。

そんなことが頭によぎった私は来た方を戻ろうと振り返ってみた。

少しずつ入口に近づくと、赤いレーザーの様なものが見えた。


…もしかして



咄嗟に落ちてた小石を入口に向かって投げた。


ばちん!と音がして小石が投げ返される。


入った時点でもう逃げられないって事ね。と瞬時に理解した。

「もしかしてインフルエンサーのAちゃん?」

と知らない女の人に声をかけられた。


『はい。そうですけど…』


と言った瞬間、その女の人は顔を明るくして


「え、!ほんとに?!わたしファンなんです!」


と握手を求めてきた。シンプルファンの子に握手を求められて嬉しかったので快く握手を返した。

『あの、げぇむってなんですか?』

私は疑問だったことをその人に聞いた。

「もしかして、げぇむ初めてですか?」

『?』


その人はここがどんな所なのか丁寧に教えてくれた


・ここに来たのにみんなは個人差がある
・げぇむをくりあしてビザを稼がなければいけない
・ビザ切れになるとしんでしまうという
・げぇむおおばぁになってしまった場合でもしんでしまう
・げぇむにはそれぞれジャンル、難易度がある
・そしてこの世界は分からないことだらけ、


私はそんなこと現実的じゃない、何かの冗談、ドッキリだろう、と話半分で聞いていた。



そして私はこれが冗談じゃないことを、この後知ることになる



『親切に教えてくださり、ありがとうございます』


というと、その人は笑いながら

「いえいえ!Aちゃんと話せた…、!嬉しい!」

と笑っていた。



私のファンって、ここにいるんだ、
と思っていたらゲーム開始を合図するアナウンスが聞こえてきた。

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エントリーを締め切りました
参加者:15名
げぇむを開始します
難易度:♢の3
「せきぞう」

(オリジナルゲームです!イメージとしては脱出ゲームDEROの石像の間といっしょです笑)

3→←1



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作者名:にゃんかす | 作成日時:2024年2月23日 0時

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