【wrwrd】悪役としての最大欠点

18 ベタな展開やん ページ21

shpサイド


放課後、今日はサッカー部の練習が休みなので教室にA先輩を迎えに行ったところ


ut 「Aちゃんなら帰ったで？なんか『用がある！』言うて走って行ったで。ショッピ君は知らんかったん？」


『今日は帰りにゲーセン行こ！ショッピ君のDDR久々に見たい！』と朝から言っていた彼女が帰った？知らんかった…


メッセージが来てるか？と思いメッセージアプリを開くと“ごめん” “用事が出来た”と先程送られていた


仕方ない帰るか、と思っていたが少し引っかかった


そういえば昼休みに行った時に少し思い詰めた表情をしていた…


どうかしたのかと聞くと『何でもない』とはぐらかされたのを思い出す


溜め息をつきながら時計ばかり気にしていた


しかも送られたメッセージはいつもの様にふざけてないし、返事を送っても反応が全くない


忙しいのか？と思ったが妙にザワザワと胸騒ぎがする








……今日はサッカー部は練習がない。………コネシマさんは？


彼女に強く当たっていた彼。いつも部活がない日は俺を誘ってきたが、今日は誘われなかった


もし…。もし、彼女がコネシマさんに呼び出されてたら？


考えていた最悪の事態がじわじわと現実味を帯びていく


居ても立っても居られず、俺は彼女に電話をかけながら校内中を走った





体育館の裏、なんてベタな場所に行くと2人の姿が見えた


kn「なぁ！ええ加減にせぇよ！！何が目的なん！」


そんな彼の叫び声が静かなこの場所に木霊する



彼女はというとただただじっとしていた



『…目的なんかない。何もするつもりはないから』



そう言うと彼は彼女に掴みかかろうとした



居ても立っても居られずに俺は








shp「…何しようとしてるんすか。コネシマさん」



間に割り込み、コネシマさんを睨む



kn「…やっぱり来たんか、ショッピ君」





ここからは俺とコネシマさんとで話し合いをしなくては



〜〜〜〜〜
コメントできていたのですが、これはシャオロンさんとの話の次の日の設定です。
他にも分からない設定等がありましたら何でも聞いて下さい

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