J U M P 君達の辛い日【HSJ】 (ページ9)

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侑李side

あれから僕達は家に帰ってきた。その頃にはもう夕方前

検査の結果はインフルエンザになってて、ちゃんと薬ももらって帰宅

それとゼリーとか薄い味のものを買ってきた。あと冷えピタもね

ま、それはいいんだけど…さっきから涼介がずっと僕に甘えてるの

涼「ちねぇ…。ぎゅぅ…」

侑「ん。ね、涼介？ベッドで寝よう？」

涼「んーん、ちねんがいいの」

侑「えぇ～、涼介疲れない？」

涼「ないっ」

冷えピタを貼って、前髪を結んであげると本当に子供みたいで可愛い

それで僕にくっついて来られたらそりゃドキドキするよ

でもベッドで横になってくれなきゃ僕もきっと疲れてくるし

一番は涼介が休めない。それは回復遅くなるよね

とりあえず、ゼリー食べさせようかな

侑「涼介ゼリー食べよっか」

涼「んぅ」

冷蔵庫に入れていたゼリーを取りに行く

後ろからトコトコと足音が

もう、涼介付いてきてる…笑

涼「ニコォっ))んふふ、つかれたあ」

侑「つかれたぁ？っと、大丈夫？」

涼「んぅ」

フッラフラなくせに、可愛い笑顔

どこまで心臓奪いにくるのさ

ま、そんなこんなでご飯タイム

涼「あぁー…。んぅ、おいしい…」

侑「みかんは？」

涼「あぁー」

侑「ふふ、涼介可愛いねぇ」

涼「んぅ、？」

首をコテっと傾げる

僕が食べさせるから涼介は口を開くだけ

美味しそうに食べてるなー………って

涼「けほっ、けほけほっ…！」

侑「大丈夫…？ごめんね、辛かった…？」

涼「…んん、もういらないっ…」

侑「ん、ごめんね。よし、薬飲もうか」

咳き込んだ後は薬

二粒渡すと、薬とにらめっこ

苦手だよね涼介…笑

侑「お薬飲まなきゃもう僕と話せないよー？」

涼「…やぁっ…。飲むっ」

侑「ふふ、涼介偉いね」

今涼介の心は純粋な白なんだろう…←

そして薬を飲めたためか褒めて欲しそうな満面の笑み

侑「頑張ったねぇ～。涼介いい子だね？」

涼「んぅ。ちねん、ちゅうー」

侑「！？ば、ばか！！涼介それはダメ！」

涼「えぇ…。なら、治ったらねぇ……？」

前言撤回、心は汚れてる←