J U M P 君達の辛い日【HSJ】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:61,674 hit

山田×知念みーこさんリクページ6

侑李side

いつもなら楽屋に来てゲームを誘ってくれるのに

構ってくれるのに、遊んでくれるのに

今日の涼介はずっと机にうつ伏せたまま

どうしたの？って聞いても、寝不足としか答えてくれない

…どーしたの？涼介。顔は見えないからどんな表情かもわからない

ここは根気強く聞いておこうかな

侑「涼介？どーしたの？」

涼「…」

侑「んー……。僕、なんか嫌なことでもした？」

涼「…」

しかし、この通り返事が返ってこない

他のメンバーも心配してるみたいだけど…

どうしよ、…。

涼介side

朝起きてからハンマーで殴られるような頭痛が今もなお続く

体も怠くて、朝は37,6の熱。まぁ、仕事は休めないからもちろんやる

けど楽屋はいつも通り賑やかだからそれがすごく頭に響いて痛い

大好きな知念が隣にいて話しかけてくれるんだけど答える余裕もなくて…

申し訳ないけど、本当に辛いから喋れない

ずっと目を瞑っててもゆらゆら視界が揺れてる気がする

楽屋の雰囲気も悪くしてたら最悪だ……。早く撮影始まれ…

と、思ってるとスタッフさんから声がかかった。……なんでタイミングだ

それと同時にみんなは楽屋を出る

侑「涼介…？行こう？」

そう言われ、椅子から立った途端。

グラっと揺れた視界

そして俺は知念の方に倒れこんだ

侑「涼介！？…大丈夫？もしかして具合悪いの？」

涼「ううん…大丈夫…」

侑「でも……」

心配してくれるのはありがたい

けどこれ以上話すとバレちゃう。俺は黙って知念の腕を引いて楽屋を出た

…ごめんね、知念

大「お、やまだぁー！！最近お疲れ気味？」

涼「こくっ))」

大「そりゃそうだよなぁ、映画もすげぇし……さすがエース！！」

涼「…ん…」

こうやってしか対応ができない

ごめんね、大ちゃん