叶わなくていい ページ4
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少しした休日千晃と2人で出掛ける
近場の喫茶店で千晃はケーキを選んでいる
千晃「目黒くん何にする?」
目黒「...チョコレートケーキ」
千晃「ん!了解!!」
そう言うと呼び鈴を鳴らす
千晃「すみません、チョコケーキとチーズケーキ、あとアイスカフェオレとコーヒーのブラックを」
「かしこまりました。お待ちください」
店員が戻っていくと千晃は携帯を取り出す
少ししたら嬉しそうな顔をする
目黒「何見てんの?」
千晃「ん?Aちゃんから送られて来た写真見てるの」
俺の方に携帯の画面を見せる
目黒「へぇー、可愛い」
千晃「だね!」
目黒「千晃はそれで嬉しそうな顔してたの?」
そう言うと千晃は伏し目がちになる
千晃「それもあるけどね、Aちゃんからのメッセージが凄く嬉しいの」
頬杖をつきながら千晃の話を聞く
千晃「これまで何というかね、メッセージが来ない事の方が多かったの、会話をするのは廉くんや紫耀くん、尚大にそれに親ばっかり」
確かに千晃がAさん以外と喋ってるのは見たことがないから薄々勘づいてはいた
千晃「だから携帯なんて殆ど触らないものだった。...でもね、Aちゃんと出会ってから変わったの」
少し口角をあげながら喋る
千晃「Aちゃんからのものは特別だから音を変えたり、バックアップもちゃんととって、携帯の事前よりも知ることが多くなったんだ」
そう喋る千晃はAさんと出会ってから俺が知らない表情を沢山する
目黒「そっか、本当に好きなんだな」
千晃は顔を上げて大きく頷く
──────────────
目黒「そういえば康二くんとはどうなの?」
問いかけると口に入れかけていたものが落ちた
千晃「えっ、えっ?!」
目黒「知らないと思った?バレバレ」
案外千晃は顔に出やすい
千晃「あんまり、進展とかは要らないかなとかは思うよ」
目黒「...なんで?普通は付き合いたいとか思うんじゃないの?」
千晃「だって適うわけないもん。それに叶わなくてもいい」
言葉がややこしくて分からなくなる
目黒「じゃあなんで康二くんの事好きなの?」
千晃「んー、仕事に対する姿勢とか優しい所とか...」
千晃はしっかりと康二くんの好きな所を伝えてくる
千晃「でも1番はあれかな」
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十二又(プロフ) - きゃなえさん» ありがとうございます!!またいつでもリクエストください!!投稿するのは遅くなると思いますが書きます!! (2020年7月6日 16時) (レス) id: f367a3aefc (このIDを非表示/違反報告)
きゃなえ(プロフ) - リクエストの対応ありがとうございます!西畑担なのでとても嬉しいです!更新が待ち遠しいです!! (2020年7月6日 2時) (レス) id: 2c23ce6797 (このIDを非表示/違反報告)
十二又(プロフ) - 女子力あげてこぉさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年7月5日 17時) (レス) id: f367a3aefc (このIDを非表示/違反報告)
女子力あげてこぉ - はじめて読ませていただいてます!更新頑張ってください!! (2020年7月5日 16時) (レス) id: 78f417aca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かぴ丸。 | 作成日時:2020年7月5日 0時