こどもな4人 season3

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龍太「あとこんな時にごめんな、もしよかったら
あいつとの事聞かせて欲しいねんけど...」



千晃「それ私も聞きたいです」



千晃ちゃんは部屋から出てきて私の横に座る



「...うん」


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短大をでて20で中小企業の会社に入社した



先輩や同期皆良い人ばっかりで私を沢山助けてくれた



でも1番は鈴木さんで誰よりも私に色んな事を教えてくれたそんな鈴木さんが私は好きだった



すぐに鈴木さんへの想いは実って



デートの回数とかそういうのは少なかったけど



沢山愛してくれた



でもそれが1年程過ぎた時



いつも通り１ヶ月に数回のデートをしていた



そしたら急に女の人が来て頬を思いっきり叩かれた




女「何してるのよ！」


優斗「こ、これは...」


女「不倫なの？！」



2人は私の前で口論する



そしたら女の人は急に私の顔を見て暴言を沢山はく



女「このクソ女！こんな顔でよく優斗も付き合えたわね！」



優斗「ちがっ！そんなつもりじゃなかったんだ、向こうから言い寄ってきて」



あの人が助けるのは私じゃなかった、あの女の人に対して弁解するばかり



その後2人は私はいないものかの様に外に出ていった



次の日会社に行ったら皆私の事を睨み、コソコソと話し出す



きっとあの人が私の事を言いふらしたんだ



それから半年程誰からも喋りかけられず


鈴木さんも私の事をいないものの様に過ごした



自分の感情は無に等しかった



何か感情を出してしまうとすぐに崩れてしまう



でも全部が全部上手くいく訳じゃなくて



あの女の人が次は会社に来た



女「まだいたの！」



「別に私は...」



女「口ごたえする気！？私の旦那に言いよったくせに！訴えてやる！」



なんでそんな発想になるのか、この女はバカなのか



身の回りを片付けてあの日からずっと持っていた退職届を鈴木さんのデスクに力強く置く



「今までお世話になりました」



そう言い放って家に帰る



親にこんな事言える訳もない



生活費は貯金があったから次の春まではいける



そんな事を考えながらベンチに座る



家も引っ越さないと、それに電話番号も


でも全然行動には動けない


もうちょっと考えて動けば良かった...



「YOU、どうしたの？」


「え」





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