こどもな4人 season3

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康二「なんで嘘やって思うん？」


優斗「だってAは俺の事が好きなんだ、あの子は好きになったら一直線、だから絶対に来る」




目がだんだんと吊り上がっていく




康二「別に好きとか決まってる訳ちゃうやん、それに別れてからもう3年も経つんやから諦めろや」



優斗「なんで？俺と両想いなのに」



うわ、ややこし



横にいる4人の顔をチラッと見ると


全員顔が険しく、苛ついているのが分かる



そろそろ時間かなと思って



康二「言ってええよ」



ボソッと言うと喋りだす



目黒「気持ち悪いな、いつまで昔の事言ってんだよ」



大光「やばすぎ、よくそんなに自信もてんね？本当は好かれてないのに」



鈴木の顔が強ばって唇を噛み始める



嶺亜「好きとかAちゃんの事見捨てたくせに別れたら一丁前に好かれてる気取り？」



廉「まずその程度の顔面でよく好かれとるとか言えんな、自意識過剰、自己満足度は他の人よりあるらしいな」



それから4人の言葉は止まらない



そしたら鈴木は顔を真っ赤にして大声を出す



優斗「うるさい！何も知らないくせにグチグチ言うんじゃねぇ！」




声と同時に男が後ろから俺達を捕まえる



康二「！」



捕まったと思ったら思いっきり顔やお腹を殴られる



優斗「A連れてこいよ、そしたら離してやるよ」



康二「......」



優斗「おい！」



康二「ばーか」



そう言うと阿呆な顔をする




康二「先に手を出した方が不利になるって知らへん？」



優斗「何言って...！」



警官「おい！お前らか！無抵抗の相手に暴力をふるってるのは！」



警察が来たのは事前に通報していたから



向こうは女の子を殴るほどだからすぐに手を出すだろうと思っての通報



逃げようとする男の手を皆が掴む



嶺亜「ねぇ、あんた？Aちゃんと千晃さんの事殴ったの」



男「俺は言われた事を...！」



嶺亜「言われた事とかじゃねぇよ、殴った時点でお前は人間として終わってんの」



逃げようとする男達の手を皆頑なに離そうとしない



もちろん鈴木だって捕まえる




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