たった一言を貴方に【獪岳】

蔵出し ページ2

獪岳side
皆お風呂に入った頃






桑「善逸の部屋は此処じゃ」






「布団運んで来ますね」






善「え！？
俺が」





「良いから良いから」






獪「俺も手伝う」





Aだけだったら途中で布団の重さでぶっ倒れそうだからな






「ありがとう」






獪「別に」






「行こっか」






獪「嗚呼」






「うんしょ」






「きゃ！」




案の定Aは重さに耐えきれず倒れかけた





着いて来て良かったな






獪「大丈夫か？」






俺はAの持っている布団を奪いながらAを支えた








「ありがとう、獪岳
獪岳のお陰で転けずに済んだね」






獪「ったく
気を付けろよ」





「うん」






獪「さっさと持ってくぞ」






獪「お前は枕とか持ってけ」





「え！？
でも、、、、」





獪「敷き布団とかは俺が持ってく」






「でも、」






Aは不満そうに口を尖らせた







獪「ハァ
分かった」







獪「一緒に持ってくからな」






「うん！」






転けられたら困るしな









「到着！」






「持ってきたよ！」






善「ありがとうございます」






「気にしないで」





「じゃあ、桑島さん、善逸君、獪岳
お休みなさい」





桑「お休みなのじゃ」






善「今日は色々とありがとうございました
お休みなさい」





獪「さっさと寝るぞ」






つうか、俺とAは隣の部屋だからまだ少しは一緒に居るだろ









「じゃあお休み
獪岳！」






獪「嗚呼、お休み」

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