太陽みたいな君と、一人ぼっちな僕。

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慧side

なんか仲間はずれされてる気分…

だって、有岡くんと高木くんと光3人で話してるし…

俺は、侑李たちの輪に入ってるけど、同級生同士で話したいのに！！

せっかくの友達なのにな…

やっぱ、光みたいな楽しい子がいいよねみんな…


慧「…保健室行ってくる」
侑「え？大丈夫？」
慧「うん。早退すると思う」
侑「そうなの！？僕も早退する？！」
慧「侑李は、大丈夫。じゃあ光によろしく」
侑「う、うん」


別に頭痛いわけじゃない

寂しいなって感じ。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

慧「先生、僕頭痛いので早退させてください」
先「あら、大丈夫？朝のぶつかったからかしら」
慧「あ、違うと思います。なんかだるいって感じの」
先「そうなの？分かったわ。お大事にね」
慧「ありがとうございます。失礼しました」

早退して、家庭教師だし
てか、家庭教師休みたい。でも、家の鍵ないし。

親迎えに来るし今日。薮の家行こ。

先に、クラス行ってバックとって、有岡くんの机にでもめがねを置いとこう。
ありがとう。有岡くん

学校から薮の家近いんだよね結構。

約、歩いてー10分ぐらい？

俺の家、30分かかるし。


「伊野尾？」
慧「あ！薮」
薮「こんなとこで、何してんの？学校は？」

慧「早退した。薮、出かけよ！！」
薮「え？」
慧「お願い」

薮「まぁ、いいけど。てか、前髪どうしたの？めがねもかけてないし」

慧「めがね壊れた。前髪、切られた。以上。ほらめがね買いいこ！」
薮「あ、うん」


慧「薮車。出して」
薮「はいはい」

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