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慧side
慧「んん…」
「あっ!起きた!!大丈夫?」
慧「え?」
「朝、思いっきりボールぶつかっちゃって…」
慧「ああ、」
「入ってくるなんて、思わなかった…ごめんなさい!!」
慧「だ、大丈夫です…」
「あと2つ謝りたいことが…」
慧「え?」
「あの、めがね…」
慧「あ、」
めがねが壊れてる…
「ご、ごめんなさい!!弁償します」
慧「えっと…今日買い替えるつもりだったので、大丈夫です…」
「ほんとですか?!すみません!!あと、前髪」
慧「え?」
「伊野尾くんが、気を失っちゃって、保健室連れていったら、先生が、前髪切っちゃって…」
慧「えっ!!」
「ごめんなさい」
慧「いや、別にあなたのせいじゃないですし、」
前髪が…
眉毛のとこまでになってる!!
みっじか!!
大「あ、伊野尾くん、僕、有岡大貴です。席僕伊野尾くんの前の!」
慧「あぁ、うるさい人…あっ!すみません!!」
大「大丈夫です!僕うるさいんで!えへ」
慧「えっと…」
大「ごめんね?」
慧「大丈夫です」
大「そうそう!伊野尾くん、僕と友達になって!」
慧「え?」
大「だめ、かなぁ?」
慧「こんな、僕でよければ」
大「やったぁ!わーいわーい伊野尾くんと友達ー!わーい!わーい!あ!伊野尾くんじゃ、他人みたいだから、あだ名!!なんて呼ばれてる?」
慧「…1人だけだけど…いのちゃんって」
大「おっけい!!いのちゃん!!俺のことは、大ちゃんって呼んでね!!あ、もう2時間目だけど、授業戻る?」
慧「…うん」
大「おっけー!!じゃ行こっ!!」
慧「うん」
高「あ、有岡くん!と、えっとぉ」
大「いのちゃん!」
高「そうそう!いのちゃん?さん、大丈夫?」
慧「あ、はい」
この人不良…
高「伊野尾くん、高木雄也です!よろしくね!」
慧「あ、よ、よろしくお願いします。」
高「俺、怖い?」
大「初めての喋る人からしたらね」
高「えー!あ、伊野尾くん、俺のことは、高木とか、雄也ーとか呼んでね」
慧「あ、はい」
大「あ、教室戻ろー」
伊野尾慧…17歳…一気に友達が2人も出来ました…
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作者名:かのあけい | 作成日時:2017年9月7日 0時