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後悔+お知らせアリ ページ39

その顔が驚愕に凍りついた。少しづつ崩壊していく狂牙狼を見ながら、私は呟いた。
「狂牙狼…お前を決して許さない。でも、鬼になったのは私だ。その罪を負うべき者は…お前じゃない。罪を負うべき者は、ここにいる」
その声が聴こえたかは分からない。ただ、狂牙狼からはハッとするほど強い、哀しみが感じられた。

わしはあの時、己が鬼にした小娘に頸を斬られた。
何でだ?
数字も貰って伍にまで上り詰めたのに!
わしがあの時アヤツを鬼にしなければ!
わしは死ぬことなど無かったのに!
その時不意に記憶がよみがえった


僕の両親は優しい人だった。
礼儀正しく、温厚で人当たりの良い人だった。貧しかったが、僕は両親のために
必死で働いた。
でも、その優しさが災いして、
悲劇が起こった

父は村の人に濡れ衣を着せられた
ある日、家に帰ったら両親はいなかった
聞くと、罪人とされ裁判にかけられて
殺されたそうだ
その時僕は8歳だった
僕は村を追放された
僕は溢れんばかりの憎悪を抱いていた
村にこっそり忍び込み、
出会った村人全てを殺した。
むせ返るような血の海の中、
僕の姿は幽鬼のように見えたのだろう
僕は父に濡れ衣を着せた奴が叫ぶのを見た
「うるさいから、黙って」
僕はソイツを殺した。
そこに、あのお方が現れた。
「人間の分際で鬼になりかかっているとは……つまらぬ」
あのお方の拳が僕の腹を貫通した。
熱い血が流れ込むのを骨が感じていた。
「な、んで…」

嗚呼…何て愚かだったんだろう。
何て無力だったんだろう。
あの時、両親を救えたら…
もっと早く家に帰っていたら……両親は……。

「もう、良いんだ、一。ありがとうなぁ」
そうだ、僕の名前は一だ。
狂牙狼なんて名前じゃない。
「貴方は精一杯頑張ったね。置いて行ってしまって、ごめんなさいね」
「僕の方から謝りたい。早く帰ってなくてごめんなさい!何の力にもなれなくてごめんなさい!そして!」
僕は叫んだ。
「ありがとう!」
そのまま、僕の体は崩壊していった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━展開早すぎ案件

あと、私は単行本派なので、これ以降の話は分かりません。
暫く更新停止しますね。
ただ、予約はしたので発売日と同時にマッハで読みます。
小説版も予約しました!(関係ない)


善逸や無一郎くん、しのぶさんとカナヲ、伊之助、不死川兄弟に行冥さんの活躍は本編をお読みください。
夢主は一切出てきませんので。

では!また7月に!
(新作出すかも?)

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 継子   
作品ジャンル:アニメ
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ハピカ - 鸞鳥さん» あー!鸞鳥さんってコメントくださった方ですね!!!私も嬉しくてついにやけてましたw実は言うと鸞鳥さんのこの作品気に入っているんです!!頑張ってください〜 (2020年6月9日 15時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
鸞鳥(プロフ) - ハピカさん» ハピカさん!いつも小説読ませてもらっています!コメントありがとうございます。嬉しくて叫んで家族に怒られました。課題が多いし、学校も毎日始まって、あまり更新できないかもしれませが、がんばります!ありがとうございます! (2020年6月9日 6時) (レス) id: 0b8a9b50ed (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - 面白いです!更新頑張ってください! (2020年6月8日 18時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鸞鳥 | 作成日時:2020年6月3日 11時

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