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●正義 ページ27
「ちょっと、失礼する。怪しいもんじゃないさ。」
インサンが扉を大きな音を立てて開けた。
帝国兵たちは椅子を蹴倒して立ち上がった。
そのときには、滑らかにシンとトッツが動き
帝国兵の3人を無力化した。
残る二人は短剣を抜く。
シンは己の短剣を投げた。
足を狙ったので、兵士はよろめいて足を抑えた。
インサンとトッツが飛び出し、残る二人も無力化。
作戦は見事、成功した。
三人は帆船を奪い取り、出航した。
海岸には取り残されて、呆然とした帝国兵たちがいた。
こうして、シンたちは帝国から抜け出した
国家機密を持って。
「なぁ、俺達はさ。
戦争の手助けをしたわけだ
俺のせいで人が大勢死んだ
なぜだろうな」
「……仕方ないんだ。正義の反対は別の正義だから」
シンの問に返すトッツ。だが、その表情は暗い。
それでも、彼らは生きていく
fin
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後半データ消えて泣いた
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作者名:鸞鳥 | 作成日時:2020年7月6日 18時