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同士。 ページ3

嫌いな人がいる。


私と同じような瞳をしている人だった。

何もかも見据えたようなその瞳は、

不覚にも私の瞳を捉えていて、動こうとしない。


私と同じような瞳で、笑っている。


「私は貴方が嫌いだ」


その人は私と同じ瞳で、私の心境と同じことを私に告げてきた。


「私も貴方が嫌いだ」


私は、私が嫌いだから、私に似たような人間が嫌いだ。


まるで私と鏡合わせに立っている様な人間も、また同じく私のことが嫌い。


「「本当、似たもの同士って怖い」」


「気が合いそう」って褒め言葉？

君と僕の問題。→←そして気付く。


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設定タグ：柚木姫歌 , 詩 , 愚痴 , オリジナル作品
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作者名：柚木姫歌 | 作成日時：2011年7月24日 5時

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