【妖通りの三千大橋】設定【黒楝蛇】【雄犠】

関係二 ページ4

・舜
九尾狩りのことでの意見が合わず、あまり仲がよくない。
年も比較的近いがために、黒楝蛇は九尾狩り当時から舜のことを噂には聞いていた。
「あたしとあんたは、ほんっとうに根っから合いませんねぇ……平和なのが一番ってぇのは共通認識だろうけど。まぁ、あたしに言えることなんざないでしょうよ」
「難義な性格してますねぇ、あんたも」


・堯
九尾狩りのことでの意見が合わず、あまり仲がよくない。
年も比較的近いがために、黒楝蛇は九尾狩り当時から堯のことを噂には聞いていた。
同じ北森に住んでいるため、
「なにをして平和とし、なにをして正当と言わしめるか……いいえ、独り言ですよ？」
「いやぁ、すっぱりさっぱりびっくりするほど合いませんねぇ、まあ、どうでもいいですけど」


・浅葱
九尾狩りのことで意見が合わず、その点ではあまり仲がよくないため、基本無接触。
九尾に両親を殺された浅葱に自分を重ねてしまう所為か、哀れみの含まれたような目を向けてしまうことがあるが、本人に嫌がられているようなのでやめようとは思っている。
できれば雄犠にあまり近寄らないでほしい。何もない限りは普通に挨拶する程度の仲。
「ああ、こんにちは、浅葱さん」
「意見が合わなくたって別に良いんですよ、あたしらの頭は一人一人で出来方が違うんだ。嫌なら近寄んなきゃいいんだし。」


・香ノ花
ドジを踏んでしまう香ノ花をからかうのも楽しみの一つ。誤魔化されると更に茶化してまた笑う。
黒楝蛇が料理を教えることもあるが、香ノ花が調味料を間違えるなどのドジを踏むたびまた茶化す。
「まったく……そんなに口付けしたいなら、地面と結婚したらどうです？婚前の女子がそうそう唇を何かに捧げるもんじゃありませんよ」
「あんたは何でまたそうすぐ調味料を間違えるんだい……いや、いいです、手直しできないほどじゃないんだから。あんたはそっちで胡瓜でも切ってなさい」

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