【妖通りの三千大橋】設定【黒楝蛇】【雄犠】

関係 ページ3

・雄犠
同居人であり、弟のような存在。黒楝蛇が若い頃に、とても幼い雄犠を森の中で拾い、育ててきた。
過保護なほどに雄犠に構い、唯一の家族として大切にしている。
「雄犠、おいで。今日は寒いんだ。もう少しこっちに寄っていてください」
「そうなんですか、それは楽しそうで、よかったですねぇ、雄犠。だけど、その服の汚れようはなんだい？早く着替えて洗濯しといで。あと、あたしはどんぐりは食べないよ」


・狭霧
森の中でであって交友を持った。
ところどころ抜けてる狭霧に毒を吐きながらも世話を焼き、狭霧も自分に無頓着な黒楝蛇を心配して薬を届けたり、世話を焼いたくれたりする、持ちつ持たれつのような関係。
たまに黒楝蛇を甘えさせてくれることもあるため(黒楝蛇は甘え下手でうまく感謝を伝えられないが)、狭霧の持つ部分が多いかもしれない。
「狭霧さん、あんたまたこんなところでフラフラとまぁ……ほら、あんたの家はこっちでしょう。あんたの家までの道しるべに、木に鈴でも付けようかね……」
「ん？あぁ、いつもお薬、ありがとうございます……あの、あたしの頭を撫でるその手は、なんです？頭になにか葉っぱでも付いていましたかねぇ」


・奏良
同じ北森に住み、弟のような雄犠とよく遊んでくれるため、結構な頻度で会う。
純粋すぎる彼をからかいつつ世話を焼くことが黒楝蛇の中で最近の流行だったりもする。
「おや、奏良くん。きみ、肩に蜘蛛が……ああ、嘘うそ、冗談です」
「いつも雄犠がお世話になってるようですね、あの子が毎日、楽しそうに話してますよ」


・玲音
雄犠を通じて知り合った。
特技が料理で共通しており、たまに教えあったりもしている。
「玲音さん、いつも雄犠がお世話になっていますね」
「はぁ、勉強になりますねぇ……」

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