小説・キャラ募集企画のための素敵なキャラの作り方【キャラメイク講座】

毒舌設定のキャラについて ページ11

まず、「毒舌」という言葉の意味から考えていきましょう。

「辛辣で皮肉な悪口を言うこと」です。

「辛辣」とは「表現が非常に手厳しいこと」、

「皮肉」とは「弱点をつくなど骨身にこたえる事を、それとなしに言う、意地悪な言葉」です。

ここで大事な言葉が出てきますね。

そう、「それとなしにい言う」という部分です。

「それとなしに」とは「そうであると直接にではなく」という意味。

つまりは「馬鹿」と言いたいときにも、

直接相手に向かってなんの捻りも無く「お前って馬鹿だな」と言うのではなく、

「貴方のその頭には真綿でも詰まってるの？」「貴方の首から上は帽子の飾り台ですか？」

ぐらいに遠まわしに馬鹿にすることが毒舌なのです。

決して、スパッと相手に向かって相手が嫌がる、不快に思うようなことを言うことではないです。

毒舌とは語彙に富んでいる人のみが使える、ある種の高い技術力が必要な芸当であり、

単刀直入な悪口を言うような口が悪い人とは全く別のものであるのです。

普段の生活でも「私毒舌だからさ〜」とか言ってバカバカ人に悪口を言っている人を見ると、

作者は「毒舌ってのはもっと頭良く、相手を効率よくかつ遠まわしに罵倒する技術なんだよ！！」

と叫びたくなってしまうのですが、まあそのあたりはどうでもいいのです。


毒舌なキャラを作りたい場合は

・まずは語彙を豊富に身につけること

・効率的に、遠まわしに相手を罵倒することを考えてキャラクターに喋らせること。


この二つを念頭において考えると良いと思います。

※本編じゃないけど読んで下さい※→←サバサバしている設定のキャラについて

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