検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:84,819 hit

10. ページ10

.









いいよ、いいよいいよ
その女に会いにいけばいいさ





私はそんな彼の背中を見て
また一人で悲しく泣くからさ





誰にも言わないよ
彼の評判が下がるのは嫌だから



一人胸の奥に
男の姿の彼もいるって思っとくから私のことは気にしないで、その女に会いにいけばいいさ









とか思いつつ
歩き出す彼の足跡を耳の鼓膜の奥の奥で聞く





心臓は跳ね上がるように波打ち
今にも口から飛び出てきそうだ









やばい、吐きそう









そしてだんだん近づいてくる彼の足音が

私の目の前を









通り過ぎた






まあそうよね、期待はしてなかったよ






うそ、してた
心のどこかで私の知ってる彼ならって









まだもう少し彼のことを信じていたかった









.

11.→←9.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
360人がお気に入り
設定タグ:安田章大 , 関ジャニ∞
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢と月(プロフ) - KEI888さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます( ; ; )たくさん更新できるように頑張ります! (2019年8月3日 17時) (レス) id: 4d6797b4bc (このIDを非表示/違反報告)
KEI888(プロフ) - 早く続きが読みたいです (2019年8月3日 13時) (レス) id: d3efcc4ac5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢と月 | 作成日時:2019年7月27日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。