今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:84,831 hit
小｜中｜大
24. ページ24
.
女なんて単純で
こっちから勝手に消えればそれ以上追いかけてくることはない
はっきりと縁を切ろうと話し合ったわけではないけど
女ももう終わった、と思ってくれるだろう
駅を出れば夜空に浮かぶ白い月
あの子はどこへ行ったのか
この暗い夜道を一人で歩いてるとしたら
少しでも少しだけでも誤解を解きたい
そう、誤解を解きたいだけだ
週刊誌に撮られるのが怖いとか
誰かに見られて噂されるのがめんどくさいとか
そういうことを言ってるわけじゃなくて
大切なファンの子一人を傷つけてしまったかもしれないという罪悪感に襲われたから
いつも応援してくれる大切な子を裏切ってしまったと心が叫ぶから
そしてなぜか感じる、心の奥がツンっとするような感覚になぜか負けてしまいそうで
「探し出さな。」
そんな気持ちを吹き消すように
わざと強い口調で広い夜道を歩き出す
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 360人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢と月(プロフ) - KEI888さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）たくさん更新できるように頑張ります！ (2019年8月3日 17時) (
レス) id: 4d6797b4bc (このIDを非表示/違反報告)
KEI888(プロフ) - 早く続きが読みたいです (2019年8月3日 13時) (レス) id: d3efcc4ac5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢と月 | 作成日時：2019年7月27日 11時
