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「ほんまにすまんかった。
どうしても謝りたくて、でも名前も連絡先も知らんし、だからってわけではないねんけど、君のこと後つけてきた。」
章ちゃんだと知らなければ、ストーカーとも思えるこの言い訳
「見えてしもうたんよ、その青いパスケース。あ、ファンの子やったんやって。それに目あったし、絶対顔さしたなって。」
「気づいてたんですね。」
「そりゃなあ。そのパスケース俺らのやし?それにすごく泣きそうな顔してた。
やから絶対に探し出さなって思った。」
自分勝手もいいところよ、って言いたいけど
私は嬉しくて嬉しくて今にもにやけそう
「だからほんまにごめん。言い訳にしか聞こえへんと思うけど、俺はあんな軽い恋愛する男やないから。」
何も言えなかった
ただ真っ直ぐ見つめて話すこの人の目だけを見てた
私が何か物申すなんてそんなのおこがましくて、
彼のプライベートに勝手に土足で入り勝手に傷つくなんて申し訳なくて、
ただ私は彼との計り知れない距離を感じた
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夢と月(プロフ) - KEI888さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます( ; ; )たくさん更新できるように頑張ります! (2019年8月3日 17時) (レス) id: 4d6797b4bc (このIDを非表示/違反報告)
KEI888(プロフ) - 早く続きが読みたいです (2019年8月3日 13時) (レス) id: d3efcc4ac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢と月 | 作成日時:2019年7月27日 11時