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_______ピタッ
乾いた音で床に落ちたのは
10周年の時彼らから届いたパスケース
そういえば私青に染めたんだよね
ああもう見られたらやばいって
ここにファンいるって知られたらやばいって
急いでパスケースまで戻ろうとした時
無言で何も言わずに
ただ手渡ししてくれたその人は
紛れもなく
「…章ちゃん。」
夢か、現実か、
ここまで脳みそが回らなくなったのは生まれてはじめて
私がおかしいのか、
それともここに突っ立って私を見つめている彼がおかしいのか、
私の体の機能は全てオーバーヒート
ええ、やばい状態だよね今
あちょっと待って
パスケース受け取らなくちゃ
脳が正常に回らないせいか
単語単語の言葉しか出てこない
そんな夢見たいな沈黙の中
「ははっ、」
少し俯いて、悲しそうに辛そうに
彼は乾いた笑い声を出した
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夢と月(プロフ) - KEI888さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）たくさん更新できるように頑張ります！ (2019年8月3日 17時) (
レス) id: 4d6797b4bc (このIDを非表示/違反報告)
KEI888(プロフ) - 早く続きが読みたいです (2019年8月3日 13時) (レス) id: d3efcc4ac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢と月 | 作成日時：2019年7月27日 11時
