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『川内、野球部のみんな元気?』

川「ああ、元気やと思うで。連絡したら集まってくれそうな人おるけど、どうする?」

『集まりたい!!!』

川「ほんならグループ動かすわ。いつ空いてる?」

『しあさってとかなら』

川「おっけ」





慎吾と誠司さんが2人で楽しそうに離してる隙に今のうちしかできない野球部の話をする。
そっか、お正月帰ってくるの利用して会えばいいんや!
みんななんの仕事してんのかなあ
みんな彼女とか出来ちゃったりしてんのかなあ
聞きたいこと話したいこといっぱいある。
お願い!集まってください!!



石「まって、俺お酒飲んでもうた」

小「おい、俺らに電車で帰れと。」

石「誠司さん電車で帰らしたらやばいなあ」




馬鹿野郎慎吾。
慎吾がお酒飲んだら誠司さん電車になっちゃうじゃんか!



『車さえ貸してもらえたら私送りますよ!』

小「Aどうやって帰るん」

『私は電車で帰ります!』


とにかく誠司さんだけはちゃんと送らないと。と思い、提案したのに

川「ほんなら俺も電車で帰りますよ。1人で帰らすわけにはいかんし」

『いいよいいよ!私一人でも帰れる。』

石「おかん!お願い!誠司さん達送ってほしい」

石母「全然いいけど慎吾、場所教えてや」

石「ありがとう!もちろん教える」

『え!いいですよお母さん!申し訳ないです!』

石母「大丈夫やで!こいつが悪いねんから気にせんとって」

結局、お母さんの優しさに甘えることになった。
今度会った時3人でフルボッコにしよう。って決めた


石母「慎吾、ちゃんとAちゃんの事守れてる?」

男どもが外の空気吸いに行ってるあいだに、お母さんが話しかけてきた。

『守ってもらってますよ。』

石母「Aちゃんが慎吾のこと支えてくれてるのはよーーーくわかってるんやけどね、慎吾がちゃんと出来てるか不安で不安で」

『そんな不安がらないでもいいですよ。
慎吾にとって、今はとても大切な時期ですから。
私のことは後回しでいいんです。余裕がある時に構ってもらえればそれで十分です。
野球で結果出せなくなってお母さん達に心配かけるより全然いいんです。』

たしかにちょっとさみしい時期もあったけど、私は慎吾のために我慢する。
きっと、寂しくならない時が来るはずだから。

石母「Aちゃんが慎吾の彼女なってくれてほんまによかった。
ありがとね、これからも支えてあげてね」

『もちろんです。』

嬉しそうに笑うお母さんを見て私も少し笑顔になった。

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設定タグ:石川慎吾 , プロ野球   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆずき | 作成日時:2017年11月4日 21時

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