遠く 2

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石｢あほー。なんで隣なん｣

『は？前は隣がいいって駄々こねてたくせにー！』

石｢そんなんしてないし｣

『してたしー。山本くんに変わってもらってたやーん』

石｢あーーーーなんも聞こえませーん｣

『うわ、山本くんの隣座ろうと思ったけど、勇人さーん！となり座っていいですか？』

石｢無理！あかん！｣





チーム全体にバレて、隠す必要がなくなったからもーファンの人たちに見えへんところではふっつーにカップルしてる


いちゃつきすぎたらみんなに怒られるから抑えてんねんけどな





坂｢うるさい。慎吾と俺が隣りな。Aは小林の隣｣

『え！やったー！』

石｢最悪やん｣

坂｢なんかゆうた？｣

石｢いえ、全然。｣




慎吾大好きな勇人さんが二人で座ることになり、慎吾あんだけ私の隣嫌がってたのにしょげてる




坂｢あ、二人ホテルの部屋は一緒やで｣

『え！やったーー！！！』

石｢最高やん。二泊三日一緒とか｣

坂｢イチャイチャしすぎんなよ。定期的に訪問したるわ｣

石｢邪魔しますね〜｣

坂｢うるさい｣

『勇人さんキャバクラ行かないんですか？』

坂｢おいこら。｣

『さーせん！』





広報やのにこんだけ優遇してもらってホンマに申し訳ない。


『監督、』

高｢ん？｣

『ホテルの部屋、優遇ありがとうございます』

高｢ううん。一緒にした方が部屋数減るし？｣

『あ、そうゆうことですか』

高｢それも理由の一つ｣

『それでもありがとうございます』

高｢いいえ。君のおかげでフォロワーさん増えてるらしいね。本当にありがたいよ｣

『いえいえ』



口が裂けてもみなさんの変顔を載せてるとか言えない
楽しそうにしてるやつ、真剣にしてるやつ、だけじゃ面白くないでしょ？
だから、変顔とか顔崩れてるやつとか載せてる。



まあ、結果オーライやし？




小｢窓側と通路側どっちがいい？｣

『どちらでも。誠司さんはどっちがいいですか？』

小｢どっちでもいいねんけど、もし寝んねやったら窓側座る？｣

『あ、寝ます！絶対寝ます！そうですよね、通路側で寝られたら話相手いなくなりますもんね』

小｢いやいや、全然いいねんけど、寝顔見られんの嫌やろ？｣

『誠司さん紳士！！！じゃあお言葉に甘えて窓側座ります』




慎吾ならそんなに気にかけてくれないところまでしっかり考えてくれてる！




『誠司さん、彼女選びは慎重にね』

小｢なにそれ｣



だって！いい人過ぎて変な人つきそうやもん。

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