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『か、亀さん』
亀「ん?」
『あ、振り向かないで。あの、背中、』
亀「え、なになに?怖いって」
『背中、好きです。亀さんの背中。』
亀「ありがとう?」
勇人さんが慎吾のとこに行って帰ってこんから近くにいた亀さんに話しかけてみた。
亀さんの後ろ姿というか、背中?
誰よりもかっこいい。大好き
『か、亀さん』
亀「どうしたん」
『背中、ギュッてしてみていいですか?』
亀「え!?慎吾に怒られるで」
『ずっと、ずっと亀さんの背中見てたんです。私。
かっこいいな〜好きだな〜って。
その背中が今、目の前に、、』
亀「ふふっ、なんかありがとう。
ええよ。おんぶしたるわ。そのまま慎吾のとこ連れてったる」
『おんぶ!?いや、重いですよ!私』
亀「重ない。野球選手なめんとってほしいなー」
くしゃっと笑う亀さんにズキュンとした。
やっぱかっこいい。歳の取り方カッコよすぎる。
『じゃあ、お言葉に甘えて』
遠慮がちに背中にまたがるとひょいと持ち上げられた
『おお、重かったらゆってくださいよ!?』
亀「全然?なんも持ってないのと変わらん」
『それは嘘です!!』
想像してた通り、心地いい背中。
あの憧れの背中に乗れてるって、、、私、幸せです
石「か、か、か、亀さん!!!」
亀「俺の背中好きやねんて」
『慎吾〜この背中最高』
石「いやいや、亀さん既婚者」
『亀さんからしたら娘やで』
亀「そんな年離れてない」
今すぐにでも怒るよ!?って顔をしながら私を見る慎吾
亀「ほら〜慎吾怒ったやん。おり〜」
『は〜い』
亀さんの背中からおりるとすぐ、慎吾に手を引かれ、誰もいないところに連れていかれる
・
・
石「なんで」
『え?』
石「なんでそんなイチャイチャすんの」
『してない、、』
石「してる。亀さんいい人やしかっこいいと俺も思うよ?
やけどさ、Aは俺の彼女やん。」
『うん。でもね、、っ!』
石「でもじゃない。
なあ、俺の顔見たら顔赤くなんのなんで」
そう、慎吾に会った瞬間、顔が真っ赤になった
亀さんおるから黙ってたけど
『だって、』
石「だって?」
『昨日のこと思い出しちゃうねんもん』
石「昨日のこと、、」
『かっこよすぎるから。恥ずかしいのっ』
真面目に答えたのに慎吾も顔を赤くしだして固まった
『え、なに。変なことゆった?』
石「もー、可愛すぎ。」
そっと前髪を持ち上げられ、額にキスを落とした
『っ!バカ』
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ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます!実玖さんの作品も見ましたよ〜! (2017年8月3日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続きが気になります>< 大好きすぎて毎回楽しみに更新通知待ってます!!! (2017年8月3日 21時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - ゆずきさん» ぜひ頑張って下さい!!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます!!ネタがある限り書きます!(笑) (2017年7月31日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続き楽しみです!この小説大好きなので永遠にかいていただきたいです!(笑) (2017年7月31日 16時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2017年7月28日 20時