65 shingo side ページ19
「A、慎吾以外の人と付き合ったことあるで」
勇人さんにゆわれたこの言葉が頭から離れへん。
誰、誰と付き合ったん。
なんで?なんで付き合ったん?
どこまでしたん?
俺のこと好きじゃない時あったん?
Aに聞きたいのは山々やけど言い出しにくい。
てかなんで勇人さんが知ってんねん。
今日もご飯行く約束してたし。
俺は?俺にもAとご飯行かしてや。
最近、俺がA誘おうとした日に限って先約が入ってる。
からな?行けてないねん。
ホーム戦の時にご飯作ってもらうのは何回かしてるけどそれだけ。二人の時間全然ない!
俺はA不足でしゃーないのにあっちはそうでもない顔してて、、
坂「聞いた?」
『聞けないっすよ!』
楽しそうに俺とAの邪魔をする勇人さんほんま意地悪!
あ「しーんご!」
『なあ、脅かすのなし』
あ「慎吾に元気がないですね〜」
『あるわ』
あ「慎吾とご飯行きたいなー。OFFふたりで過ごしたいなー。って言いに来たんだけど戻りまーす」
『待って』
可愛いことゆうてくれて、ほんまは嬉しくて仕方ないのにもやもやしてる俺にはにやける余裕もない
あ「ん?機嫌悪い慎吾の相手はしないよ」
『機嫌悪ないから。聞きたいことあんねんけど』
あ「どうぞ!なんでも!包み隠さず話します!」
『あのさ、俺以外の人と付き合ったことあるってほんま?』
あ「ほんまやで?」
『じゃあ、俺のこと、、』
あ「んーでもそれは、慎吾のことを忘れようとして付き合っただけ!続かなかったな〜」
『どこまでしたん?』
あ「なにを?」
『手、繋いだり』
あ「私、そんな軽い人に見える?」
ちょっとムスッとした顔で俺に迫ってくる。
『いや、見えへんけど』
あ「私は、ずっと慎吾が好きです。忘れようとしたけど無理で、恋人っぽいことなにもしてません。ご飯に行ったとかそのくらい!」
まだ、怒った顔で話しかけてくる。
『おこっ、た?』
あ「もちろん」
『ごめん』
あ「んーん。慎吾の機嫌が治りそうな気がしたから許す。」
『え?』
あ「今度のオフ予定入れたあかんで〜!ふたりで過ごそ?」
敵わへん。
そんなん、好きな人にゆわれたら嬉しいわ
ましてやふたりの時間なくてもなんとも思ってないと思ってたのに。
こんなん、こんなんやばいやん!
『A。』
あ「ん?」
『好きやで』
一瞬で顔を赤く染めたAを見て純粋さが伝わった。自分は簡単にゆうくせに
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ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます!実玖さんの作品も見ましたよ〜! (2017年8月3日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続きが気になります>< 大好きすぎて毎回楽しみに更新通知待ってます!!! (2017年8月3日 21時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - ゆずきさん» ぜひ頑張って下さい!!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます!!ネタがある限り書きます!(笑) (2017年7月31日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続き楽しみです!この小説大好きなので永遠にかいていただきたいです!(笑) (2017年7月31日 16時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2017年7月28日 20時