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慎吾の体重が戻り、疲労も取れ始めたシーズン終盤、
なんと！代打ホームラン打ちよった！！！
しかもめっちゃ流し打ち！フルスイングでもなかったのに！！！！
どんなけパワーあんのよ。そんな大きくないのに
歓喜に湧くドーム。ダイアモンドを嬉しそうに走る慎吾、みんなと笑顔でハイタッチする慎吾、スタンドに笑顔でジャビットを投げ入れる慎吾、投げたあとの変な顔の慎吾、全部カメラに収めた
石｢かっこよかったやろ〜俺！｣
『あの一打で流れが変わった！』
石｢チーズバーガーパワーすげぇ｣
『インタビューされてんの聞いとったで』
石｢変な日本語使ってた？｣
『いや？私のこともゆってくれへんのかな〜って思ってた』
石｢ゆうていいん？｣
『ん？絶対あかん。でもご飯作ってくれる人もおらん。は、なしやで？』
石｢はいはい。誤魔化せるもんな、親ですって｣
『そう。なんせ居酒屋経営者やからな』
まだ興奮冷めやまぬ様子で隣でハンドルを握ってる。
今日は誰も誘ってくれへんかった〜。ってゆうてたけど、私は知ってんねんで？
めっちゃ誘われてたのに全部断ってたのを。
なんで？よろこびをわかちあえへんの？
まあ、その答えはわかってる。
優しいから。ほんまに優しいからご飯行くより優先してくれた。ありがとう
石｢今日はハンバーグ食べたいな〜｣
『え、作ってもらう気でおったん』
石｢当たり前や。今日打てたらハンバーグ作ってもらお思って打席入ってんからな！？｣
『いや、どんだけハンバーグ好きなん！』
石｢ハンバーグもやけど、Aの作るご飯好きやねんもん｣
『ありがとう。じゃあ、チーズインハンバーグつくったる！』
石｢やった！スーパー行くで〜｣
まっすぐ私の家まで向かってたのに、ハンドルを切りスーパーに一直線。
石｢俺な〜、不安しかないねん｣
急に、真剣な顔でそんなことを言い出した。
『ん？』
石｢俺、チームの力になれてる？｣
暗く、自信の無い顔で聞いてくる彼の姿は初めて見たもので、戸惑ったけど、これが慎吾の本音。慎吾の本当の姿。
『なれてるよ。慎吾はね、居てくれるだけでチームの力になってる！
知ってる？慎吾の周りって笑顔で溢れてる！
負けても、勝っても、慎吾の周りにはいつも笑顔がある。
それも、慎吾がチームの力になってる。って事になるんじゃない？』
石｢なんのかな〜｣
『自信持って！私がゆうんだから間違いない』
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ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます！実玖さんの作品も見ましたよ〜！ (2017年8月3日 21時) (
レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続きが気になります>< 大好きすぎて毎回楽しみに更新通知待ってます！！！ (2017年8月3日 21時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - ゆずきさん» ぜひ頑張って下さい！！！ (2017年7月31日 22時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます！！ネタがある限り書きます！（笑） (2017年7月31日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続き楽しみです！この小説大好きなので永遠にかいていただきたいです！(笑) (2017年7月31日 16時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずき | 作成日時：2017年7月28日 20時
