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石「次は怖ないやつやから!」
『どんなん?』
石「感動系」
『差激しすぎやろ』
ホラー見たあとに感動系みるってどんな神経してるん
・
・
石「めっちゃ泣いてるやん」
『だぁって〜〜』
自分も目うるうるしてるくせに人のことばっか馬鹿にしやがって
『慎吾、ご飯食べる?』
石「食べるー!」
『よーし。待ってて』
石「一瞬寝てていい?」
『いいよ!ゆっくりしてて』
ソファに寝転がって静かになった慎吾。
『しーんーごー!』
石「んー?」
『ソファで寝たら体痛くなっても知らんで』
石「んー」
眠そうな返事だけが聞こえて動く気配のない慎吾
『慎吾ー?ベッドで寝なー?』
石「んー、ここでいいよー」
『だーめ!運んであげるからベッドで寝て?』
石「わかったー」
私のベッドに案内し、すぐ眠りについた慎吾。
日頃の疲れ、休みの日に癒されたらいいな〜
『ふふっ、可愛い寝顔やわ〜』
ぐっすり眠ってる慎吾を置いて、料理を作る。
いつも頑張りすぎの慎吾。
いつでもどんな場面でも全力なのはいいけど自分の体は大切にしてもらわないと
・
・
今日はオリーブオイルを買ったからフレンチ!
あんま食べに行かへんってゆうてたし。
美味しいって思ってもらえるかな〜??
石「なんか美味しそうな匂い」
『あ、おはよう』
石「おはよ〜う〜」
眠そうに目を擦りながら起きてきた慎吾。
あの短時間で寝癖までついてるとか可愛い以外のナニモノでもない
石「うまそー!これ全部作ったん?」
『腕をふるわせていただきました』
石「すげー!さすが料理人の卵」
『過去の話な』
うまい、うまい、と、全部食べてくれた。
石「なあ!」
『ん?』
石「これから誰かとご飯行く予定ないホーム戦の時ご飯作って!」
『え!私が?』
石「うん。Aのご飯が食べたい」
『私のなんかでいいん?』
石「当たり前や!Aのが1番うまい」
これから楽しみや〜と、満面の笑みを浮かべる慎吾を見て、良かった。少しは力になれた。そう思った。
石「いつもありがとうな」
『ううん。私の方こそ。いつも元気をありがとう』
石「ふふっ、俺、頑張るから。ずっと、ずっと見てて!」
『うん!』
石「はよ体重増やして打ちまくらんとな〜」
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ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます!実玖さんの作品も見ましたよ〜! (2017年8月3日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続きが気になります>< 大好きすぎて毎回楽しみに更新通知待ってます!!! (2017年8月3日 21時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - ゆずきさん» ぜひ頑張って下さい!!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 実玖さん» ありがとうございます!!ネタがある限り書きます!(笑) (2017年7月31日 21時) (レス) id: 2a328ce207 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 続き楽しみです!この小説大好きなので永遠にかいていただきたいです!(笑) (2017年7月31日 16時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずき | 作成日時:2017年7月28日 20時