：はじめまして ページ16
．
頭ごっつんこまで、あともう少し。
「お疲れ様でした〜」
雑誌の撮影を終えてマネさんの車に乗り込む。
マネ「家直行？」
「直行」
マネ「明日、休み取れたから」
「ほんと？撮影は？」
マネ「A今日かなり巻いたしね、明日の撮影分はA忙しいだろうからってカットになった。」
「うわ〜〜
マネ「はいはい。明日はゆっくりしな」
「そのつもり」
マネ「寝てていいよ。ちょっと時間かかるし」
「ん〜そうする、」
じんくん───
車から降りて誰も居ないはずの家を見上げる。
リビングに灯る光。
泥棒？空き巣？なんて、考える間もなく優太に対する怒りがふつふつと湧いてくる。
何度言えばわかってくれるのだろうか。
ここは私の家だ。
リビングには新作映画の台本が置きっぱなしなんてしょっちゅうある。
だから来る時は言え、となんども優太に伝えているはずなのにあの人は一向にそうしない。
私ちゃんと日本語で言ってるよね？？なんであの人理解できないの？？？日本語わからない系日本人？？？？よくわかんないけどいい加減にしやがれください。
帰ったら1発怒鳴ろう。
そう心に決めて玄関を開け、リビングへと繋がる扉を思いっきり開ける。
まさに、その時。
「ぃだっ！！」
「うおっ！！！！」
優太ではない、男の人の声。
ごつん！といい音が鳴り地面に手をつく。
反射的に瞑ってしまった目を開くと驚くほど整った顔をしていらっしゃる方が私に軽く覆い被さっていた。
岸「…青春漫画じゃん、」
「おいこら優太ーー…「おい優太俺Aちゃんくるなんて聞いとらん！…あ、すみません怪我ないっすか？」…へ、あ、はい。大丈夫です…なんかすみません。」
「いやいや、勝手にお邪魔してほんま申し訳ないです。…俺、さっきここがAさんの家って知ったんすよ。」
岸「うーっわ、すげぇよそよそしいねおまえら」
「元はと言えばお前のせいやろ！…ちょい待て、なんで優太Aさんの家知っとるん？なんで鍵もっとるん？…まさか、」
私に少し覆いかぶさった状態でブツブツ言い始めたハイトーンボイスで変な関西弁を話す彼───永瀬廉さん。
考え事するのはいいんだけどさ、
ちょっとどいてくださいませんかね？？
．
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TRBUｰ新田 - リクエストいいですか？まっけんと諏訪さんをくっつけて欲しいです！ (2021年1月24日 21時) (
レス) id: ee0415cfe0 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - おわちゃうんですか。。。？ (2020年4月30日 10時) (レス) id: 38e9beaba9 (このIDを非表示/違反報告)
そそそ - リクエストいいですか？岸優太くんとの兄妹の匂わせをまたやってほしいです！ (2019年10月17日 21時) (レス) id: 3269a0d758 (このIDを非表示/違反報告)
Aus - 楽しく拝見させていただいています！これからも頑張ってください！更新楽しみにしています！ (2019年9月9日 6時) (レス) id: 9b777cb3af (このIDを非表示/違反報告)
亜美 - 夜分遅くにすみません。リクエストで、主人公がKing&Princeの新曲MVのmakingと即輿場「Loveレターが書けない」に出るお話を書いてもらえませんか？ (2019年9月5日 2時) (レス) id: 4e49ebcb30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kaede | 作成日時：2019年2月3日 21時
