【実/況/者】柚の缶詰め【短編集】

【ky】 かまってよ　by甘堕　 ページ1

キヨ「あ〜乃木坂ちゃん可愛いわぁ」

『…』

私はキヨの彼女。
だけど、キヨは乃木坂とかのぞみーるばっかり見て、
私って、そんなに魅力ないのかな…。


今までキヨの趣味だから。って我慢してた。

でも、今回は我慢の限界!



キヨ…

乃木坂ものぞみーるも可愛いけど、

彼女は私だよ?

キヨ「うわっ!」
私はキヨに抱きついた。


キヨ「どうした?w」

『…キヨ、私ってさ、そんなに魅力ないかな?乃木坂ものぞみーるも可愛いけど、私はキヨの彼女だよ?』

私がそう言うと、どんな反応するかな、と様子を伺っていると、彼がニヤリ笑った。


キヨ「へぇ、もしかして、嫉妬してる?(ニヤニヤ)」

『っ!///』


キヨ「やっとかぁ」

『どう言うことっ!///』


キヨ「だって、俺がのぞみーるとか、乃木坂見ててもなんも言わないじゃん」

『だ、だってそれは!』

キヨ「俺、すげー不安だったんだぞ///」

彼の顔が耳まで赤いのが分かった。


『わ、私だって、その、キヨの邪魔したくなくて…///』

キヨ「邪魔じゃないし///」


キヨ「その…」

急にグイッと腕を引っ張られた。

ﾁｭｯ。

そして、彼と私の唇が重なった。

キヨ「好きだ。大好きだ///」



『私だって、大好きだよ!///』

私の勇気が報われて、もっとキヨと仲良くなれて、
ホントーに幸せだなぁ!

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