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そんな思いで、毎日、雨の日も風の日も、僕はそこで踊り続けた。


数週間が過ぎた頃、片寄先輩から、A先輩の面会謝絶が解けたことを聞いた。


すぐさま病院に走り、A先輩の病室へ。


裕「A先輩、風邪ひかしてしまってすいませんでした!!」


そういう僕をキョトンと見つめ、


「裕太くん、ダンス、ありがとう。もっと近くで見たいから、頑張って元気になったよ? 褒めて?」


なんて言う。
僕は自分でも真っ赤になっているのを意識しつつ、A先輩を抱きしめ、


裕「よう頑張ったな。待ってたで?」


なんて…。
うわっ、恥っず///


すぐにも色々聞きたい気持ちはあったが、A先輩に無理させることになるのが嫌で、僕はこう言った。


裕「A先輩、僕...先輩が退院したら伝えたいことあんねん。」


「(๑• . •๑)??」


裕「せやから、今度はそれ楽しみにして、早く退院してきてや?」

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作者名:柚花 | 作成日時:2019年11月22日 13時

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