今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:11,497 hit
小|中|大
23 ページ23
そんな思いで、毎日、雨の日も風の日も、僕はそこで踊り続けた。
数週間が過ぎた頃、片寄先輩から、A先輩の面会謝絶が解けたことを聞いた。
すぐさま病院に走り、A先輩の病室へ。
裕「A先輩、風邪ひかしてしまってすいませんでした!!」
そういう僕をキョトンと見つめ、
「裕太くん、ダンス、ありがとう。もっと近くで見たいから、頑張って元気になったよ? 褒めて?」
なんて言う。
僕は自分でも真っ赤になっているのを意識しつつ、A先輩を抱きしめ、
裕「よう頑張ったな。待ってたで?」
なんて…。
うわっ、恥っず///
すぐにも色々聞きたい気持ちはあったが、A先輩に無理させることになるのが嫌で、僕はこう言った。
裕「A先輩、僕...先輩が退院したら伝えたいことあんねん。」
「(๑• . •๑)??」
裕「せやから、今度はそれ楽しみにして、早く退院してきてや?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
59人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚花 | 作成日時:2019年11月22日 13時