今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:11,495 hit
小|中|大
16 ページ16
小一時間すると、A先輩は目を覚ました。
ちょうど太陽が沈みかける時間。
僕の背にある夕日が眩しかったんだろう。
僕の膝に頭を乗せたまま目を細め、僕の髪に手を伸ばしながらA先輩は言った。
「綺麗...。赤髪くん、きっとオレンジも似合うね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )」
裕「裕太や。中務裕太。赤髪くんちゃうで。それに...。」
「?」
裕「綺麗とか、可愛いとか、男には褒め言葉ちゃうよ。綺麗なんはA先輩や。」
思わず先輩の頬に手を添えそう言ってしまった。
うわっ、恥ずかしっ!!
気づいた時には手遅れで、オロオロしていると、
「裕太くん、ありがとう (灬´ ˘ `灬)」
真っ白やった肌を少しだけ桃色に染めながら、A先輩は、ふふっと微笑んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
59人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚花 | 作成日時:2019年11月22日 13時