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小一時間すると、A先輩は目を覚ました。
ちょうど太陽が沈みかける時間。
僕の背にある夕日が眩しかったんだろう。
僕の膝に頭を乗せたまま目を細め、僕の髪に手を伸ばしながらA先輩は言った。


「綺麗...。赤髪くん、きっとオレンジも似合うね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )」


裕「裕太や。中務裕太。赤髪くんちゃうで。それに...。」


「?」


裕「綺麗とか、可愛いとか、男には褒め言葉ちゃうよ。綺麗なんはA先輩や。」


思わず先輩の頬に手を添えそう言ってしまった。


うわっ、恥ずかしっ!!
気づいた時には手遅れで、オロオロしていると、


「裕太くん、ありがとう (灬´ ˘ `灬)」


真っ白やった肌を少しだけ桃色に染めながら、A先輩は、ふふっと微笑んだ。

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作者名:柚花 | 作成日時:2019年11月22日 13時

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