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2 Re:valeの控室 ページ2

「で,君の名前は?」

_どうして、こうなった。

今、陣はRe:valeの控室にいた。zoolも一緒に。
陣は、ソファに座らされ、机を挟んだ向かいには、百と千が、そして、zoolは、少し離れた椅子に座って、こちらを見ている。
この状況に陣の心情は一つしか無かった。

_すげー、逃げてぇ。

陣は、居心地の悪さに心の中では死にそうになっていた。

「おーい、聞こえてる?」

だんまりな陣の顔を覗き込んで来たのは、百だった。

「……!?」

陣は、数秒後百に覗き込まれているのに気付き、ガバッと後ろに体を逸らす。

「ははっ。君、反応が面白いね〜。」

百は、ニコニコ笑ってソファに座り直す。

「……びっくりさせんな。」

陣は、ボソッとそう一言だけ言った。

「ごめんね。君が反応無くて。」

千は、陣の声が聞こえた様で、そう言って来た。

「うっ……悪ぃ。考え込んでて、聞いてなかった。」

陣が素直に謝る。

「なんーだ。それなら、そうと言ってね。全然喋んないから、心配したよ?」

百は、陣が自分の話を無視していた事を全く気にする様子も無く、逆に喋らない陣を心配していた。

「悪かった。百。それに、千も。」

陣は、百の様子に緊張が解けたのか、普段通りに振る舞い始めた。

「なっ!」

zoolの方で驚いた声が聞こえて、陣は、軽く振り返ると、四人は目を見開いていた。

「?」

陣は四人の様子に首を傾げる。どうしたのか、聞こうと口を開いた時、百と千に話しかけられた。

「俺の事、呼び捨てにする子あんまり居ないから、びっくり!」
「僕も。百以外からあんまり呼び捨ては無いから、何か新鮮だね。」

二人とも驚きつつ、何処か嬉しそうだった。

_あ、zoolが驚いてたのは、これか! でも、これ癖だし、どうしようもねぇーんだけど。

「で、君の名前は?」
「それ、もう5回ぐらい言ってるよね?」

百が陣の名前を聞き、千がそれを聞いた回数を口にする。

_えっ。そんな聞かれてたか? マジで、覚えてねぇ。

「……俺は、黒澤陣。」

陣が、名乗るとそれを気に百達が質問して来た。

「じゃあ、歳はいくつ?」
「高一。」
「何で、あそこに居たんだ?」
「友達と遊びに来て、見失った。」
「えっ、それってつまり迷子?」
「そうなるな。」

陣は、あっさり肯定すると、百達は、目を瞬かせた。

「それ、大丈夫何ですか? その友達、心配しているのでは?」

巳波がそう聞くと、陣は青ざめた。

「そんな訳ねぇ。今は、逆にアイツと会いたくねぇぐらいだ。」

3 なんか、四グループ集合してんだけど→←1 zoolとRe:vale



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アイナナファン - 最高でした!名前打ち込むところあるから夢設定できるはずなんだけどできない(><) (2022年12月26日 22時) (レス) id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
みりん - オリ.フラ立ってますよ! (2022年12月7日 17時) (レス) id: 9970d05afc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年12月7日 15時

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